グルーブはさておき       23日

さて、なんだか生暖かいような空気の今日23日(土)

ペンギンハウスライブは4組のバンドが登場 最初の演奏者はペンギンハウスへは2度目の チカボチ

前回よりメンバーが独り増えて vo , g , b , ds ,key,saxの6人編成  ジャズとロックのテイストを生かした聴きやすいサウンドにちょっとブラックっぽい声質と歌い方で気持ちいいボーカル 曲はすべてオリジナルで大人っぽいしっとりとした演奏でまずペンギンハウスの今夜の幕を開けてくれた
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2番目は2人組のロックユニットの カーリーズ
サトウ(g/vo)、チノ(ds/vo) この二人が作り出すサウンドはどことなくアメリカ南部のそれもミシシッピ河の匂いがする タイトでソリッドなリズムに乗ってサトウの歌は鋭さと独特のリズムを強烈に持つ 

最近はサトウのソロワークも多くてこれもなかなかダイナミックでいい演奏なのだ しかし、チノが加わるとこれはもう無敵だ 彼等のおそろしくドライブしながらどこまでも疾走してゆくビートは聴いてるとゾクゾクしてくる 今日もたっぷりと泥臭い演奏を聴かせてくれた
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3番目はそのカーリーズとタッグを組んだハッピーターン

なんと今回は「俺たちの復讐」という旗印を掲げていた 曰く「グルーブという名の邪教に復讐を敢行し人民を開放する」というものすごいものなのだが、つまりは「演奏する」ということだ

このバンドはキョウスケ (Gt, Vo) , ジロー (Guitar) , トモコ (Drums) , リカ (Bass)の4人でキョウスケの朴とつとしながらストレートに打ち込んでくる言葉のひとつひとつにかなりの破壊力がある そしてジロウのギター・・・ものすごい凶暴さがあるのだがそれはいつも冷静にコントロールされている それを支える トモコとリカの一見したところ頼り無さそうな二人のリズムががっつりとしたリズムを送り出し続ける 本当に最高なバンドなのだ 最後にやった曲・・・詳しい歌詞は聞き取れなかったが、何かすごく重みのあるメッセージが込められていた
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そして今日最後に登場するのはギタリスト新城と佐藤びとく(b)海老沢修一(ds)のトリオユニット 新城ヒデキ&トラブルメーカーズ
3人の音がもう出だしからドッカーンと一体になって押し寄せてくる 構えをしているひまはない もうただただその流れに押し流されればいいのだ

今日は最初に歌物を2曲 そのあと今日はインストが続く そしてあのブラックミュージックのイノベーターたちの名前が次々に出てくる曲・・・BBキング、アルバート・キング、フレディーキング・・・コーネル・デュプリー・・・ダニー・ハザウェイ・・・そしていつかその中に「プリンス」の名前も刻まれるんだろうなあ~ いやあ、今夜はいいバンドばかりのお得な夜になったねえ
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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