惑星直列?      12日

久しぶりにThe Bandの「The LAST WALTZ」を聴いていた ずいぶんと久しぶりだ リボン・ヘルムもマデイー・ウオーターズもポール・バターフィールドも今は居なくなって・・・随分と時が経ったのだなあと思いながら この映画が公開されたのが1976年だから、当時まだ学生だった僕は確か吉祥寺の「バウス・シアター」でこれを観た記憶がある・・・随分と昔の話だ
さて、今日のライブ トップはこの映画の公開時にはきっとまだ生まれてなかっただろう若いメンバーばかりのPocket Rocketから始まった そんな若いのに彼らの60~70年代への思い入れはかなり強い 今日もDEEP PURPLE のBlack Nightなんかを嬉しそうに演奏していた 今回からメンバーに新しいドラマーが加わり今までちょっと不安定だったリズムセクションががっちりしたお陰で随分といい感じの演奏になっていた ロックはやっぱりドラム&ベースで(他の音楽もか)決まるなあと思うことしきり・・・そして、今日も出たよ「背面奏法!」Yeah!

そして、次に登場したのが じゃいあん(b)と白子弘昭(per)が毎回違うゲストを迎えて演奏するユニットじゃいあんと懇 今回はSAXの藤井貴樹が参加 鋭く時には緩やかなSAXトーンが今回も気持ちのいい「懇」になっている ジャズにはあまり詳しくない僕でもよく知ってるスタンダードが続いたが最後にやった曲 すごくいい曲なんだが僕は知らない曲だ 終わってからわかった 藤井のオリジナルだそうだ この曲での白子ソロ・・・よかったなあ  ところで最後の写真に注目! ご覧のとおり藤井はなかなかお洒落なモヒカンヘアーなのだが客席からそれを見ているもう一つのモヒカンとなんと「惑星直列」状態 さて、この手前のモヒカンは??

そう ペンギンハウスでモヒカンヘアーといえばもうこの人でしょ 次に登場したのはギタリストのハラ☆タカシのhara’s session 今回は奥瀬健介(dr)吉崎守(b)というメンバー ステージに登場し夫々楽器の調整をしていたかと思うと知らないうちに演奏に入ってる 彼らはいつもそうだ そして軽妙で淡々としたMCを挟んでの演奏はかなりハードな面も多いのだが最後の彼のオリジナルなんかすごくスイートな曲だった それにしても、ギターを弾いてる時はまるで鬼だね(そういうギタリストがここには多いが) ピアノの上に置いてあった「フィンガーイーズ」の缶でボトルネックをやるとはね(笑)

最後に登場は孤高のシンガーソングライター谷口マルタ正明 今回はつい先日ツアーで行って来た中国の話を混ぜながらの演奏 いや、MCのほうが中心だったかな(笑) とにかく中国は行ってみておどろくことばかりだったらしい そのMCと曲をうまくつなげながらの演奏 今日のマルタも元気だった

・・・そして高円寺ライブハウスの夜はふけていった・・・

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする