久しぶりっ!       1日

さあ、いよいよ6月になりましたねえ~ 一年で一番昼が長い月・・・そして湿度も温度も・・・なんだか上がってくるような

さて、6月の最初の今日1日(水) そのトップの演奏者はアコギ弾語りの 飯嶋光太郎

前から思ってたのはこの和解シンガーは声がいい 凛としてクリアーでよく響く声だ 昔のアメリカンフォークのシンガーたち・・・ピート・シーガーとかジョーン・バエズとか・・・みんな「美声」だった

人前で歌うのは美声ではなければダメ・・・そういう常識を多分最初に壊したのがボブ・ディランだったんだろう 最初彼が登場したときはその声で酷評されてたりしたようだが

さて、話を戻そう 今日のイイジマはその声がとくによく響いていた これだけ発声にも注意して一生懸命歌う彼の歌は根太い力を持って聴き手に届く その彼の歌で「中道通り商店街」という歌・・・彼言うには高円寺にも船橋にも同じ名前の通りがあってどちらも飲み屋ばっかりが並んでいる・・・そんな商店街で働く彼はもう高円寺のど真ん中にいる
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2番目に登場したのは久しぶり・・・ほぼ1年ぶりくらいのアコギ弾語りシンガー 鈴木知文

久しぶりに観た彼の演奏・・・トレードマークの上半身裸に首に巻いた真っ赤なタオルそして掻きむしるようにすさまじい勢いで弾くギター、そしてあまりにも壊れてしまったようなダミ声・・・そのスタイルで歌われる歌も・・・いやあ、健在だなあ~ あの無駄な(笑)パワフルさもそのまま・・・久しぶりに聞いた彼の演奏は本当に気持ちがよかった

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3番目もこれまたもっと久しぶりに登場 かつては「尼崎愛子」という名前でここに出演していた現在は 尼理愛子、その相棒でずうっと一緒にやっているパーカッションの「キンちゃん」こと金澤・・・そこにもう1人メンバーが加わり 朧月 というユニットになっていた(今日は都合で2人だったが)

以前はギターを弾いていた愛子は今は薩摩琵琶を弾きながらの弾語り 以前のまだロックテイストがあった演奏からすっかり和風というかワールドミュージックというか・・・気が付けばなんだか「神楽」のような音楽になっていて聴いてるとなんだか”ご利益”があるような気分になってしまう

「ことほぎ(寿ぎ)」という言葉をふと思い出した
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そして今日最後に登場するのはアコギで弾語りの Tatsya Inagaki

今日もステージよりはるかに前に位置して歌う・・・スポットライトがなかなかそこまで届かない(笑)

現代のネット社会を皮肉った「Apple Slave 」という曲やピート・シーガーの曲も素晴らしかったけど特に今日珍しく歌ったディランの曲はなんかぐわっと迫ってくるような迫力があってスゴかったなあ~ そして彼が大事に歌い続けている曲「憲法9条」の歌・・・しっかりとしたメッセージも込めて

なんだかそれもじーんと染み込んでくる夜だった 久しぶりに出会う人は嬉しいけど、戦争はずうっと「久しぶり」にもならないでほしいなあ・・・
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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