さて、僕のブルースマン列伝も22回目になって・・・そろそろネタがつきてきたかな?
なるべくあまりメジャーじゃない人で面白いのを選んで紹介したいんだが・・・う~ん、思いつかないなあ・・・あ!いた!思い切り変わりダネが・・・その名は
ホップ・ウィルソン Hop Wilson
1927年、テキサス州クロケットで生まれました。本名はハーディング・ウィルソンです。子供の頃からハープを吹いていた彼は、ハープ・ウィルソンと呼ばれていて、それが訛ってホップになったと言われています。1950年以来、アイヴォリー・セミーンのバンドと活動していました。1960年代後半まではヒューストンで演奏していたようです。ブルース・フィーリングあふれる歌声と、土俗的なスティール・ギターは素晴らしい。代表作は「21 Blues Giants」「Houston Ghetto Blues」があります 以上「ラジカルビスケット」より
この人の演奏を初めて聴いたのは確か70年代に中村とうようがラジオでやっていた「ブルースの世界」という番組でだった
なんと普通のギターではなくスチールギター・・・横に寝かせて弾くやつね・・・を弾きながら歌うブルースマン
そのビジュアルもなんだか奇妙なんだが、問題はその音だ
そんなギターを使ってまるでB・Bキングみたいなフレーズを弾いちゃうんだから、どこまでクレイジーなんだろう・・・
かと言って決してゲテモノではなくて実にブルージーで味のある演奏を聞かせてくれる
まあ、ゲイトマウス・ブラウンもスティール弾いてたけどあれは完全に「カントリーミュージック」だったからなあ
やっぱりそういう意味ではかなり”レア”な人ではあるわけだ
「死んだ」という話を僕は聞いてないけど今はどうしてるんだろうなあ・・・
生きてれば今年87歳かあ・・・B・Bキングより若いしなあ・・・
そういえばBBってまだやってるんだよねえ・・・それもすごい話だよなあ(注;この記事は2014年に書かれたものです)
最後は季節外れだけどこの人のクリスマスソングを
高円寺ライブハウス ペンギンハウス