老いも若きも     3日

今日もいい天気だ そういえば今年は降水量が例年に比べるとかなり少ないそうで、台風もいまだに発生していないという・・・今年は梅雨も「空梅雨」になるのかな・・・

さて、今日3日(金)のペンギンハウスライブはすべてソロシンガーが顔を揃えた

まず最初に登場するのはアコギギター弾き語りシンガー toyosick
彼のギターにはサウンドホールを挟んで斜めに大きな傷がついている それはピッキングの回数とハードさを物語っている でも決して無理に力をかけてるようでもない 彼のピッキングはとにかく烈しく鋭いのだ それは絶叫するような彼の歌い方とちょうどシンクロしていく

彼のギターにもブルースの匂いが漂っているが、多くの優れたブルースマンが持っている「ギターの肉体化」ということが彼の中にも在る そういう持ち味を最高に感じさせてくれたのが今日最後に彼が歌った「マイベビーモンスター」・・・今日は特にスゴかった
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2番目に登場するのはやはりアコギ弾語りの 西山諒

彼もかなりパワープレイヤーに最近はなってきたが、特に歌の中でシャウトするときに思わずのけぞってマイクからオフってしまいそうになりながらそのギリギリのところでそのハイピッチで最高にテンションを上げきった声をしっかりと聴き手に届かせる

「歩く」とか「犬笛」とかとても苦しげに歌う彼のそのギリギリ感が素晴らしい いつも歌うカバーナンバーも本当にしっかりと着実に自分のものにしてきた足跡が見えるのだ
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さて、若いシンガーが続いたあとには「年寄り」(笑)が登場・・・失礼!いや本人がそういってたのだ・・・そりゃあそうだ 今日のペンギンハウスに居る人間の中ではマスター亜郎の次、ぼくより年上の弾語りシンガー 地味KEN

年齢もそうだがこの人が今でも月に4~5本のライブをこなしていることに本当に驚いてしまうのだ

おまけに去年の春先にはあわや寝たきりになりそうなくらいの大怪我を負ってそこから復活したのだからどこまでタフなんだ!

今日もカバーものとオリジナルをうまいブレンドで混ぜながらあの名曲と自分のオリジナル曲をつなげた大作は多分演奏時間が15分くらいになるんだと思う

そして今日は一緒に「STAYBLUE」というユニットをやっている相方ドラゴン板谷も参加してのプレイでした
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そして最後はまた若返る(笑) 2番目に出た西山と同い年24歳の 大濱吾朗
今日もいつもと同じ流れ・・・最初にハープのみのインスト・・・そこからピアノに移動して吹きながらピアノプレイ・・・中央に戻りギターを抱え弾語り・・・最後はピアノに行って弾語り・・・だ

ただ、彼のその中でのメニューは毎回変わる 最初のブルースハープインストはかなり早いテンポでのトレインブルース・・・これはブルースハープの名手にとっては避けては通れないプレイ

そして今日のギター弾き語りではオリジナル曲に混ぜてなんとビ○○○ズのあの名曲からこれもロックバンドもよくやるロバートジョンソンの名作まで・・・今日も盛りだくさんなメニューで最後まで愉しませてくれたのだ
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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