奥は深いよ    12日

今日も梅雨の中休み いいお天気の12日(日) 普段より一時間早い18:30からスタートした今日のペンギンハウスライブ

最初の演奏者は ソラトブ
前回は「ソラトブpremium」という名前のユニットでドラムとベースを入れてライブをしたが今日はギターだけのソロ、それも最初から最後までアコギ1本という原点に還ったようなスタイル

しかしそこは彼のこと、ボーカルにはいつもと同じようにエフェクトをかけてそしてシンセで音を出しながらそれを曲に混ぜ込むというスタイル・・・これもかなり新鮮だった 最後はアコギのチューニングを思い切り下げて(普段はエレキをエフェクターでピッチを落として弾いてるそうだ)彼がいつも最後にはやる曲「オレンジと青と白」 これもちょっと新鮮だったなあ
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2番目はバンドになる Kを頭文字に持つ3人のロックユニット Ken,Kazz&Keiichi
サザンロックのような粘り気のあるゴキゲンなサウンドとボーカルは”大人のロック”の香りと味に満ち溢れている

今日g/vo の岡村研はいつものストラトではなくて黒のレスポール 訊いたら去年の年末に手に入れたそうで「自分にはまだ弾きこなせるかちょっと迷ったけど弾けるときに弾いておこうと思って・・・」 そして鮎川誠も使ってる「エボニー指板」の真っ黒なレスポール ちょっと経年加工(ビンテージのような色艶にする仕上げ)をしたそのギターは本当に美しく、そして彼が弾くとボトムがぶっとい実にいい音がしていた そして今日のKKKはゴキゲンなサウンドだったのは言うまでもない
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3番目に登場するのはソロでも活躍するギタリスト「Privatemonk」の率いるg/vo , b , ds のトリオ編成のブルースバンド Privatemonks

今回は前回と別のベーシストが参加 最初の曲は16ビートから始まって4ビートにチェンジするなかなか粋で凝ったインストナンバー なるほど、こういうことも出来る人たちなんだね

ここのg/vo の職業は噂ではお坊さんらしい だからネームがMonk(僧侶)だし今日はほとんどスキンヘッドの坊主頭で演奏 なんか有難味がある

とにかくブルースを演奏してもどこかクールで洒脱な演奏・・・そして意外な選曲「Sunny」これも良かった 本当に大人っぽい演奏だ
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そして今日の最後の演奏者は 東京セッション

おお、これはレアだ! 彼らが日曜日のペンギンハウスライブに登場するのは僕が覚えているかぎり初めてだ だから今日お客で来ていた新城ヒデキも初めて観るという・・・さあさあ、ご存知ない方には驚きだろうけど・・・まずはおそろしく密やかに始まる彼らの演奏
ホシカワとマツイ このアコースティックユニットの創り出す世界は驚きの連続だ アコース ティックギターから出てくるとは思えな い その破壊的でもある烈しいフレーズはあらゆるジャンルを笑い飛ばすその過激的な表現につい目を奪われてしまいそうになるが、それが彼らの求めるロックの本 質なのだ

今日も予測不能の展開と完全にアドリブだけで出来上がっている曲と歌(?)

インプロと言ったらこれだけのものはなかなか無いのだ ペンギンハウスはまだまだ奥が深いのだよねえ
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス


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