今日13日(月)は朝から本当によく雨が降る もう「梅雨だあ~!」とまさにそういう感じの空模様 夕方になってようやくあがってきた
さて、今日のペンギンハウスライブは今まで色々なユニットなどで出演してきたがソロでは今日が初めてというピアノ弾きの 斉藤麻莉
どんな演奏を聴かせてくれるのかと思ったらこれが完全なインプロインスト
キーボードとピアノを弾きわけながら同時に弾いたり・・・その演奏は本当に素晴らしかった エリック・サティーのようなセンシブな音からまるでノイズのような成分を入れたり・・・大体このような演奏をするときはサンプラーやリズムマシンの力を借りたくなるのじゃないかと思うけど、そういうの一切無し そしてかなり高度なピアノワークになんかすごく気持ちよくさせてくれる不思議なグルーブ感となんだかアンビエントだったり・・・説明するの難しいなあ(笑) とにかく一度観にくることをお勧めしたいね
さて、2番目に登場するのは同じピアノ弾きの女性ミュージシャン 藤原愛
そういえば音楽とは直接関係ないけど今年のこの時期にしては珍しく彼女の髪の毛は長いままだ(笑) というのもいつもこの時期くらいになると「暑いから」・・・と思い切り短い丸刈りにしていたが・・・今年は今のところその”気配”はない すっかり肩以上に伸びた黒髪を束ねてそしてこれはもう定番の黒い羽織りでステージに向かい、座り、一礼、そして白湯を一口すすり彼女の演奏は始まる
お馴染みの曲と一緒に出来たばかりの新曲も披露してくれた なんかほっこりするような柔らかい肌触りの曲だった
3番目に登場するのはアコギ弾語りシンガー Tatsuya Inagaki この人のライブにもいつも”儀式”みたいなものがある
まずステージ前方の客席のテーブルに場所を決める それからそのテーブルに譜面と瓶ビールと灰皿を置きまずビールを一口・・・それから大きく深呼吸をするように煙草を2~3度ふかし・・・おもくろにギターを手にする・・・なのだけど今日はちょっと違った
まず席の後ろのほうに直立しアカペラでいつも歌っているイングランドの民謡を・・・今日はそんな始まり方でそれから着席しギターを抱えると今度はゴキgヘンなノリノリなロックナンバーを数曲 ウィルソン・ピカットの例の電話番号が出てくるソウルナンバー・・・そしてやはりこの人にこれは欠かせない 今日の締めは「憲法9条」のうただった
そして今日最後はこのトリオ DBS3
先月からずうっとレコ発特別強化月間の彼ら 今日ももちろん全員気合いが入っている
アルバムに入っているナンバーから何曲か・・・そして演奏の合間のMCではもちろん時事ネタも入れながらギターのハラの中学生時代の甘酸っぱい思い出話も混ぜながら・・・
ステージ進行もテンポよく・・・そして「最後の曲になっちゃいました~!」というハラのキヨシロウを意識してるというMCで最後の曲になだれこむ 今日は最初から最後までタイトで引き締ったライブナイトになりましたよ!
高円寺ライブハウス ペンギンハウス