今日10日(日)のペンギンハウスライブは企画イベントだった タイトルは 「亜郎のバースデーイベント』
ペンギンハウスマスター亜郎の67回目の誕生日を記念しておなじみのミュージシャン、福島ピート幹夫が企画 彼と親交のあるミュージシャンたち・・・そしてペンギンハウスとの縁の深い実力派ミュージシャンたちが大集合した
最初の演奏者は トシ・ザ・グルーヴ
メンバーは鈴木俊之(Vo+Dr)、えみコバーン(Ba+Cho)、宙GGPキハラ(Gr+Cho)、ジャガー(T.Sax+Cho)の4人
鈴木の張りのあるそして暖か味のあるボーカルにまたちょっと”やんちゃ”な匂いも漂わせながら思い切り楽しい演奏を繰り広げるバンドメンバーたち・・・ペンギンハウスとも長い付き合いのあるバンドなのだ
2番目は今日の企画者福島ピート幹夫 が「みみずくず」という彼もメンバーをつとめるバンドのボーカリスト 林レイナ と組んだユニットで登場
林は今回はアコギを弾語り 彼女のその年代の女性のものすごくストレートな感性で歌われる歌は聴いてるとちょっとこそばゆくなってくるが、その時々関西弁の混ざる歌は本当に心地よくこちらに伝わってくる そこにピートのまたツボを掴んだサックスがいい合いの手を入れてゆく
3番目そして今日最後に登場するのは
る・しろう 金澤美也子(piano) 井筒好治(guitar) 菅沼道昭(drums)の トリオ だ 聞けば彼らがこのペンギンハウスに初登場したのが1999年、もう17年前のことなのだね 彼らの演奏は・・・もうそれはスゴい! ジャズっぱさもロックっぽさもあってそこにインプロやプログレやパンクも混ぜ込んで思い切りシェイクしたよう な・・・なんか「キングクリムゾン」みたいなところもあって・・・いやあテクニックもハンパじゃないけどそれ以上に「楽しませてくれる」ユニットだ
今日は誕生日の亜郎が彼らにトリビュートした俳句に即興で付けた曲・・・途中でピートも加わりものすごい演奏になっていた いやあ・・・爆発力がとんでもないのだ
バースデイにちなんだとは言ってもいつものペンギンハウスと変わらず・・・いや、それ以上にものすごくテンションと緊張感と楽しさがミックスされた素晴らしいイベントだった
高円寺ライブハウス ペンギンハウス