亜郎のバーで      1日

ついに8月になっちゃった お天気はものすごく不安定 昨日もゲリラ豪雨に襲われた東京・・・今日はどうなるんだろう

さて、8月最初の今日1日(月) ペンギンハウスライブはこのシンガーから始まった
toyosick なんと昨日の「トンカツ選手権」にも出演していた彼は2日続けての登場だ

疲れてるんじゃないのか?・・・そんな心配は無用だった 昨日にも増してパワフルで息が詰まるような熱演・・・今日最後に演奏した「月見草」という最近の曲では先月の僕のギターセミナーで学んだ「ギターヒッティング奏法」を取り入れておまけにほとんどのフレーズが6弦と1弦だけで作られているという斬新なスタイルで・・・アコギでこれだけ強烈なインパクトを作れるシンガーもなかなか居ない
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2番目はバンド・・・ g/vo,g,b,dsの4人編成ユニットの Mr.ばろうず
そのアバンギャルドで扇情的でそれでいて冷めたサウンドとぐいぐいと喰いこんでくるようなボーカル この魅力はほかではお目にかかれない 不思議な音空間と時間

今日も電灯1つだけの薄明かりの下で彼らのまるで儀式のように進められるステージが展開する

素晴らしくシンクロしてタイトなドラム&ベースのリズムを足場にしてg/voの杉崎とギターの森はもう縦横無尽に爆裂する この破壊衝動がそのまま音楽になってしまったような彼らのプレイはそこらのパンクよりもっと過激で鋭くそして・・・官能的だ

彼らの曲にこんな歌詞がある「1984年の夜 亜郎のバーで・・・」 1984年はこのペンギンハウスがオープンした年だ
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3番目に登場したのはアコギ弾語りの 華村灰太郎

先月イギリスに旅行してきた彼はリバプールやアビーロードなどビートルズにまつわる場所を訪ねてきたそうだ そして日本に戻ったら・・・カゼを引いてしまったそうで・・・今日はちょっとノドがしんどそうだったけど、それにも負けず思い切り爆発力のあるいい演奏を見せてくれた

さて、ロンドンで色々なものに触れて大いに刺激を受けてきた彼・・・まだそのインパクトから生まれた曲できないそうだが・・・そのうちきっとスゴい曲が出てくるんだろうなあ
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今日最後に登場したのは Tatsya Inagaki

いつものようにステージから客席の一番前に場所を替えてマイク無しの完全なアンプラグドで歌い始める・・・もうすっかりお馴染みとなったこのスタイルだが、今日は思いがけない曲から始めた

それはブルースのスタンダードナンバー「Baby What You Want Me to Do」・・・そう、かの仲田修子もアルバム「Almost Lost Mind」で歌っている曲だ

それにジョニー・ギター・ワトソンが歌っていたナンバーなど今までとはだいぶ違う選曲で・・・今日は軽快な曲が多かった そして先月のギターセミナーで教わった「ボディーヒッティング」を彼も取り入れて演奏してくれた なんか嬉しくなってしまうなあ~

そしてもちろん最近の社会のことも取りいれた「Apple Slave」それに「憲法9条」の歌も

そこへ亜郎が登場する 手には一枚の半紙が・・・「戦争が 戦争を生む 蟻の列」の俳句だ
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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