少しずつ進路を変えながらそれでも台風は日本列島に未練があるように張り付くようなコースを探っている お天気が今日も不安定な４日（日）
ペンギンハウスライブ 最初の演奏者は「青の戦士」の異名を取るギター弾き語りロッカーSHOTGUＮ BLADE
そのアグレッシブな歌い方を支えるのは烈しく深くボトムを持った1本のギターだけ・・・そこから撃ち出されるビートが聴く者を連射する！
日曜日の宵の気まぐれなお天気にもちょっと翻弄されながらもいつもと同じようにどっしりと脚を地面につけた彼のロックは歩き続ける ときには”トボトボと” 時には駆け巡りながら
２番目に登場したのはギタリスト小川を中心にしたg , b , ds のインストトリオ electric junk
今日はサックスプレイヤーのミヤジマがゲストで参加 ストリングだけで普段出来上がっている楽曲にまた特別な色付けをしていた レッドツェッペリンの曲やカーペンターズ、ハービーハンコックの曲もやりながら最後はメンバーのドラマーのオリジナルインストを演奏 今日はサックスが入るたために少しジャズっぽかった彼らの演奏だった
３番目に登場したのは久しぶりの g/vo ,b , ds の３人編成のユニット Telepathic Swinger
リズミックでドライブするベース とドラム このユニットはとてもソリッドな硬質で引き締まったサウンドはロックでもジャズでもあり、それ以上に「ハードボイルド」でパンキッシュだ
それにしてもここのリーダーのブンチンのウッドベースは本当にパーカッシブでキレが良くて重たい音だ べつにスラップなどやるわけでないのに・・・そうそう、ギターもボーカルもパーカッシブ このユニットの音は本当にリズムの塊で出来上がっている
そして今日最後に登場したのはギ タリストのスズキジュンゾを中心にしたg/vo ,b ,ds のトリオユニット みみのこと
今日はベースのニシムラが居ないのでジュンゾとシムラ（ds）のDUO ジュンゾのギター＆ボーカルはその巨体からだけでなく魂から沸き出てくるように烈しくダイナミックだ それを支える無 茶苦茶に腕白なシムラのドラム ジュンゾのギターはもう勝手に自分で鳴っているようだ ループなんか使ってないはずなのにリードを弾くジュンゾの指にまとわりつくようなその音がペンギンハウスを満たしてゆく
高円寺ライブハウス ペンギンハウス
