どうしたことか・・・普段は女性の出演者がきわめて少ないここペンギンハウスに今日は女性のシンガーが４組も登場するという「女子会」のようなライブになった
では今日１２日（木）のライブレポート
ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者はBehring
いつもどちらかというと低い音域を使う彼女・・・それが今日はスタートからものすごく高音・・・ファルセットで歌い出したのには驚いた 曲は昔の宮沢賢治の「星めぐり」というものだった
そのあとも彼女の独特のひょうひょうとしたMCなどでこの夜の空気を作ってしまったようだ
Behringが今日出した「お題」は「究極の愛」だったとか・・・
２番目に登場したのは藤井美陽
バンドもやっているのだが今は「休止中」のようでアコギの弾き語りを中心に活動している
そのクリアーなハイトーンで歌われる曲にはどの曲にもなんともいえない哀愁が満ちている
彼女と対バンしたことのあるミュージシャンがこんなことを言っていた
「彼女の瞳の中には雨が降っているようだ・・・」
今日最後に歌った曲の歌詞はこんな言葉が・・・「陽だまりの楽園で僕たちは もう泣かなくてもいいんだよ 陽だまりの楽園で僕たちは 生きている 生きている・・・」
３番目に登場するのは月原昌子
８弦のガットギター・・・それはかつては今「ふれでりっく書院」というユニットでギターボーカルをしている山田庵巳がよく使っていたものだが、山田が最近は弾かなくなったのを受け継ぐように彼女の相方になっている
この人の 「読み聞かせ」のようなスタイルで描かれるちょっと「お伽噺」みたいな世界 今日も１５分くらいの「お話」を披露 それは渡り鳥になれなかったツバメのメッセンジャーの話 本当はもっと長い噺のようだ・・・ 恒例になった俳句も・・・「「ブーツの中 押しくらまんじゅう 冬の朝」
そして今日最後の演奏者はららばいてりい＆さっちん
そうそう、今日の出演者の中で唯一の「黒一点」がここのギタリストのららばいてりいだ
けっこう嬉しそうなてりいの今夜のギターも爆音に近いくらいに暴れている
女子会ということらしいので今日は特別に（？）さっちんの即興ブルースが・・・
それは「女って辛いよね」みたいな愚痴みたいな歌詞だったが、なんかリアルで説得力があった
最後近くでは今月の２２日（日）に「のら祭」というイベントを企画しているイラストレーターのシゲもブルースハープで参加！ いい女子会だったねえ～
さて・・・次回の「女子会」は・・・やっぱり３月３日だろうね
今日のオムニバス動画です
高円寺ライブハウス ペンギンハウス
