さて、20年代のブルース・・・ものすごく沢山あるのでどれを紹介しようか迷ってしまうのだが、とりあえずこの2人からいってみようか
二人ともミシシッピ州の「ジャクソン」という街で活動していたブルースマンだ
ジャクソンという街はミシシッピ州の州都で一番大きな都市だそうだ だから音楽も同じミシシッピでもデルタ地帯に比べるとちょっと洗練されていたようだ
トミー・ジョンスン Tommy Johnson
戦前のジャクスン・ブルースの創始者の一人とされるのがトミー・ジョンスンです。1896年にミシシッピー州ジャクスン近郊で13人兄弟のひとりとして生まれました。父方の親戚にはロニー・ジョンスンがいます。一時、デルタ地帯のドッケリー農場で働き、チャーリー・パットンやウィーリー・ブラウンと交流し、彼らのスタイル形成に決定的な影響を与えました。1928年のメンフィスで行われたビクターのフィールド・レコーディングで8曲、1930年にパラマウントに6曲をレコーディングしています。代表曲は「ビック・ロード・ブルース」です。1956年頃に酒に溺れて亡くなりました。(以上;ラジカルビスケットより)
このなんだかゆったりとしたリズムとのほほんとした歌い方 ここで紹介する「Big Road Blues」はこの人の代表曲で色々なブルースマンにカバーされてるがたしかライ・クーダーもやってたはず この下から半音ずつ上がってくるベースランのリフがいいんだよねえ
2人目はこの人
ボー・ウィーヴィル・ジャクスン Bo Weavil Jackson
サム・バトラーと同一人物であり、彼の変名だという説があります。すると1926年にジャクスン名でパラマウントへの6曲のシカゴ録音、同年バトラー名でヴォカリオンへの6曲のニューヨーク録音の全12曲があることになります。代表曲は「You Can’t Keep No Brown」です。(以上;ラジカルビスケットより)
この人はほとんど知られてない ラジカルビスケットの紹介文も実に短い でもやはり前のジョンソンと同じくミシシッピ州ジャクソンあたりを根城にしてたブルースマンでここにあげた「You Can’t Keep No Brown」では素晴らしいスライドギターを披露している
高円寺ライブハウス ペンギンハウス
http://penguinhouse.net/how