昨日の帰り道、家のすぐ近くのゴミ捨て場にこんなものが捨ててあった⇒
僕は今まで3本ほどギターを拾ったことがあるが、大抵のものはもうボロボロで使えるかどうか微妙な代物ばかりだった(でも35年くらい前に拾った「nichigen」のピックギターはオール単板で音も最高でそのあとずっと使ってた)
今回の”それ”は見た目はすごくきれいでどう見ても新品同様・・・とりあえず「お持ち帰り」することにした
さて、一夜明けてあらためてその拾得物をよく見てみた
キズや汚れはほとんどない まるで”新品同様”だ
ただ、ネックが思い切り反っている ちょっと弾いてみたが弦がかなり古いせいもあるのか「ドローン」という実に切れ味のない音がするだけ
大体「GEMSON」というブランド自体見たことも聞いたこともない
ネットで調べてみると・・・一応国産らしいけどいわゆる「廉価版」のメーカーらしい
このギターに書かれてる型番を見ても「WX-250」とあるから多分定価¥25000のものだろう(大抵のギターは値段が型番になっている)
それにしてもまあ安物だなあ 材料は「オール合板」だし中の”ブレイシング”もただ角材をちょっと削ってパンパンと貼り付けただけという感じ
こういう安物にはよくあるんだけど、材料がよく乾燥しないうちに製品化してしまうので使ってるうちに木が収縮したり捻れたりして変形する ネックの反りもそのせいなんだろう
ちなみに僕のSAKATAギターは手に入れてから全く弦を緩めてないけど(緩めたほうがいいと言う人も居るが僕はしない)まったく反りがない
さあて、このギター・・・どうしようかなあ
とりあえずこれをどこまで「上物」に変えられるかやってみようか・・・
まるで「マイ・フェア・レディー」の「ヒギンズ教授」みたいだね(笑)
その経過はちょくちょくここで報告してゆきますね
高円寺ライブハウス ペンギンハウス