もう一度ブルース   11

ローリングストーンズはデビュー以来数多くのブルースのカバーを録音している

そもそもバンド名が「マディー・ウォーターズ」の曲名から取ってるわけでマディーやロバートジョンソンの曲などを多く取り上げてきている

最近リリースされたブルースのカバー・アルバム『ブルー&ロンサム』でも多くの曲を取り上げているようだ(僕はまだ聴いてないが)

そんなストーンズがカバーした20年代のブルースマンがいる その曲がこれだ

オリジナルはこの人

ロバート・ウィルキンス Robert Wilkins

1896年、ミシシッピー州ハーナンドに生まれました。本名はロバート・ティモシー・ウィルキンスです。小さい頃から義父にギターを習い、パーティなどで歌っていました。1915年にメンフィスに出て、ジム・ジャクソンやガーフィールド・エイカーズらと知り合いギターを学びます。1928年にビクターに初録音し、「Rolling Stone」がヒットするとラジオ番組にも出演するようになります。1928年から35年にかけて録音を続け、1935年のティム・ウィルキンズ名義のものも有名です。戦後の1930年代後半には説教師となり、録音はすべてスピリチュアルです。1987年、テネシー州メンフィスで死去しました。(以上;ラジカルビスケットより)

元がこの演奏 ただしこれは戦後(?)新しく吹き込まれたもののようだ

曲は違うが20年代のときの録音の・・・スタイルはまったく一緒だね(笑)


思えば60年代のとくにイギリスを中心にして戦前戦後のブルースマンの曲をカバーしたりスタイルを学んだりしていたロックミュージシャンたちがいっぱい居たのだね

日本でも70年代になってから「ウェストロード・ブルースバンド」「憂歌団」「ダウンタウン・ブギウギバンド」「サンハウス」などブルースをベースに音楽を創ってきたミュージシャンたちが大勢いるが・・・

今一度このものすごく旧いブルースたちから何か新しいヒントが掘り出されないかな・・・そんなことを最近考えてたりする

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

http://penguinhouse.net/how

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