さて「ブルース・アト・ニューポート」に収録されてたブルースマン、最後の1人はこの人
「ロバート・ピート・ウィリアムズ Robert Pete Williams」
1914年ルイジアナ州ザチャリーで生まれ、1930年代にギターを始め音活動をしていました 1950年代中頃に、酒場での争い事の巻き添えで殺人を犯し、終身刑でルイジアナ州アンゴラ刑務所に服役していました。ルイジアナ大学の民族学者ハリー・オスカーに見出され、彼の尽力により減刑され仮出獄し1950年代に服役中の刑務所でブルース研究家に「発見」されたというブルースマンで最初オムニバス版の「アンゴラ・プリゾナース・ブルース」というアルバムに他の2~3人の服役囚とともに収録されました
そのごソロも何枚かアルバムを出していますが、このニューポートに出演したほかのどのブルースマンより泥臭くアフロアメリカンの匂いがぷんぷんするような演奏です
およそ「西洋音階」からはほとんど逸脱した音階の歌 ギターは「ジョン・リー・フッカー」をもっと泥臭くしたようで、コード進行もほとんどはっきりと無いような曲・・・
私は一種のカルチャーショックを受けたのですが、なんか「怖いもの見たさ」で彼のアルバムをその後何枚も買って聴いてました
高円寺ライブハウス ペンギンハウス