なんと今夜は「月食」それも「スーパーブルームーン」付きの月なんだそうだ 昨日の天気予報では「関東地方は曇るので見れない」と言っていたが、みごとに晴れて・・・そして夜の９時半頃・・・月は完全に地球の影に隠れる手前 僕がそれを観に行ったのは月食が始まったころ・・・右上が少し明るい赤い月の姿だ 今夜は何かが･･･起こりそう では今日のライブレポート
ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者は山田宏樹 そういえば彼と顔を合わせるのはずいぶん久しぶりのような気がする 気のせいではなく、本当にこの前２回くらいの彼の出演日と僕の休みが重なっていたみたいだ 今日はギブソンのアコギとエレキ”ファイアーバード”の２本を引いての演奏 エレキでもアコギっぽいテイストをうまく出しながらの彼の演奏は繊細だけど”実”がいっぱいい詰まっている 本人も言ってたが心の陰の部分が彼の歌にはよく出てくる ちょうど月食の陰に埋もれた月のあのほの暗い部分・・・みたいだ
２番目に登場したのは平野カズ 普段はバンドかソロの弾き語りで演奏活動しているが、今日はバンドのメンバーの高石真樹雄(b)と渡辺哲哉(p)を伴ってトリオでの演奏 この３人のコンビネーション・・・いいなあ！ 必要最低限に近い音だけでそれぞれが自分のパートをちゃんとやっていてその組み合わせが本当に気持ちいいのだ 時には楽器よりも鳴り響く平野のボーカル・・・腹と心にずしんとくる！
３番目に登場するのは藤原愛 今夜の月食がいちばん似合うのはやはり彼女・・・そんな気がする 地球の陰に静々と入ってゆく月のように彼女はステージに現れる その間はまったくの無音だ 静かな静かな夜・・・そういった暗がりを彼女の演奏は作る 最後にやった「白菜の一葉」・・・いまおそろしく高騰している白菜の葉をほんとうに１枚ずつ慈しむように・・・
そして今日最後の演奏者は東京セッション 彼らによると「星野仙一追悼月間」はまだ続いているそうだ この２人も最初は闇の中にぼんやり光る月のように始まってやがて超新星のような爆裂まで・・・４０分の持ち時間は”天体ショウ”のようだ ちょうど彼らが演奏している間が月食のピークだったみたいだ そのさ中ペンギンハウスには閃光がきらめいていた
今日のオムニバス動画です
高円寺ライブハウス ペンギンハウス
