ギターギター 111

このマカフェリギターを弾くにはいくつかのルールがあります まず弦・・・何年か前に現在ジャンゴのあとを継ぐ最も有力なギタリスト「チャボロ・シュミット」が来日公演をしたときにその舞台スタッフをやっていた友人からシュミットが実際ステージで使っていて切れた弦を何本か貰ったのですが(実際に何回も弦を切ったそうです)それを見て驚きました

細いのです! あれだけのパワープレイをするんだからきっと太いんだと思い込んでいたら、なんと1弦のゲージが0.10・・・エクストラライトゲージだったのです 太めでも0.11です

それに反して使われるピックはまるで碁石のように分厚く硬い まったくしならない本当に石のような素材です 「DUGAIN」というメーカーのこれは私も2つほど持ってますが1つは黒檀、もう1つは牛骨です 握るところは指の形に窪みがつけられています

これにはマカフェリギターの構造的特徴が関わってまして、「フラトトップとは言いましたが。実はボディーのトップはブリッジのところでごく僅かですがかくんと「への字」になってまして、普通のピックギターがアーチで丸く作られているのに少し近い状態になっています

ですからブリッジの高さも普通のフラットトップギターよりかなり高くなってます

何度か弾いてみたことがあるんですが、本当にレスポンスが良くてピッキングに対してすぐ反応してくれます 低音部はほんとうにスカスカなんですが、このギターが与えられた役割にはこれで充分というところなんでしょう

ところで、私が若かったころには想像すら出来なかったのですが、実際にジャンゴが演奏しているところの映像が残ってたのです まずはこれです これは何かの映画のワンシーンでしょうか・・・ジャンゴが実際に演奏しているシーンがほんの一瞬ですが映っています

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

出演するには?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする