雨上がり 10日

今日の昼ごろ・・・まだ雨が降っていた 遠くで雷の音も・・・ふと昨日ウエクサユウジが歌っていた「高円寺は今日も雨(元のタイトルは”恵比寿”)」という歌を思い出した

昼過ぎにはうそのように上がって青空・・・では今日のライブレポート

ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者はtoyosick 本番・・・演奏が始まった時僕は「おやっ!?」と思った ラインにつないである彼のギターの音が全く来ないのだ リハのときはちゃんと音が出ていたのに・・・ これはどこかのトラブルだな・・・そう思って彼の演奏の切れ目に確かめようと思った ところが彼のスタイルとして、演奏を始めたら3曲ぐらいは途切れさせずに繋げて演奏する 僕もステージにすぐに行ける体制をとりながら様子を窺った 2曲目、3曲目になってもやはり音が来ない・・・これはもしかすると彼が今日はあえてそうやってるのか?・・・そうも思った というのは、その生で出てくるギターの音が全然不足感が無いのだ! ボーカルマイクに入ってくるギチャーを叩く音にいいリバーブがかかってむしろ気持ちいいのだ 結局3曲が終わった時点で単にDIに入れたギターケーブルがちゃんと入っていなかったという原因が判ってその後はちゃんとギターも音を出しての演奏・・・でもあの「アンプラグド」の音が本当にしっかりしていい音だったのだ

2番目に登場したのは月原昌子 彼女の曲には物語りのようなスタイルをもつものが多い 今日僕が興味を引かれたのはJRの「田町」の駅から三田線の「三田駅」までのことを歌った彼女のオリジナル まるでロードムービーのようなこの曲・・・土地勘が全く無い僕はこっそり「GOOGLE MAP」で調べてみた すると、その2駅はほぼ並行して走っている鉄道の直線でいえば200mくらいの距離なのだ!別にどうってこと無いじゃないか・・・そう思った僕は演奏終了後彼女に訊いてみた そこで真相がやっとわかった それは直線ではすぐ近くなのだが、その2駅をつなぐルートには過酷なほどのアップダウンがあって、まるでサバイバルみたいだったのだそうだ 訊いてみなきゃ判らないことが「GOOGLE」にも隠れてるのだ

3番目に登場するのは田島章年 この人の自分のギターの扱い方のスゴさ・・・昔すごいギタリストのことを「ギター・ウィザード(ギターの魔術師)」と読んでた時代があるのだが、まさに彼がそうだ 弾語りなのにそのギターからとんでもない背景を描き出す それにあのボーカルの声 ギターと一体になった・・・とういうよりはやはりギターがボーカルにぴったりとトレースしてるんだよね 騎手と馬のような関係なのかな

4番目に登場するのは伊藤悦士 最近の彼のギターインストはジャズが圧倒的に多い 今日も「Aトレイン」「ハニーサックルローズ」「オールオブミー」などジャズスタンダードを続けざまに出してくる このあと出るミュージシャンのこと・・・意識したのか、しないのか・・・そして歌ものに今日は彼が最近ユニットを組んだ女性シンガー「斉藤めい」の「種まきブルース」を歌った この斉藤めいって、僕も「ちょっとスゴいな」と注目しているシンガーだ この曲・・・いいなあ~ 直接目撃したい人は7/25にペンギンハウスでこの2人のユニットがデビューするのでぜひ!

そして今日最後の演奏者は石田幹雄 いやあ~~~ 今日はスゴかった!いきなり出だしからフルスロットルでトップギアーでスタートする そのまま爆走し続ける・・・いやいや、これはとんでもないところに連れてかれてしまうのか・・・そう思ってると、突然!すうっと空気が変わる それまで激烈に炎を吹いていたピアノが本当に一瞬で静寂のしじまになるのだ ギターにはとてもこんなことが出来ない ピアノって・・・ピアニストってやっぱりスゴいなあ

今日のオムニバス動画です


高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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