『ギターマンたちの夜』 2日

今日のライブにはタイトルが付いている それは『ギターマンたちの夜』 これは僕の企画で、普段ペンギンハウスに出ている非凡な腕と才能を持つ多くのギタリストから今日はこの4人に絞って対バンしてもらったのだ では今日のライブレポート

ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者は布施和彦 今日の出演者の中では一番の若手 そしてペンギンハウスにはもうずいぶん前から出演し続けている彼の演奏はループなどをうまく使って独りバンドスタイルを創り上げる 普段はアンビエントな曲調が多いのだが「今日はちょっと暴れちゃいます」と言って始めた演奏は確かにいつもの彼に比べるとちょっと烈しいアグレッシブな曲調も多かった

2番目に登場したのは大利根是丸 ペンギンハウスに最近出演している2人組インストユニット「o-ju jazz punx」のギタリスト ソロの時はこの名前で演奏する 普段の彼はガットギターを使うのだが、今日は対バンの小川トオルを意識してスチール弦のアコギでの演奏 でもタッピングなどを良く使う彼の演奏はこのギターの魅力をよく引き出していた ソロのメロディーラインはいわゆるギターのリードというよりは彼のもうひとつの顔、サックス奏者という感覚から作られている感じがした

3番目に登場するのは小川トオル 今日は2本のガットギターを使った 1本は変則チューニングを施したギターで、これはアンプに通してルーパーなども使ってトリッキーな演奏も もう1本はマイクでの演奏 このギターがブラジリアンローズウッドを使っていて素晴らしい響きだった リバーブをかけなくてもちゃんと残響が出ている メロディアスな曲はこのギター1本あれば成り立っちゃうなあ

そして今日最後の演奏者は木下徹 一見いつものジャズマスターかと思ったら、思い切り手を加えたストラトだった このギターを3台のアンプに繋いで空間性を意識しながらの演奏 ループはあまり使わず、シンプルにギターのフレージングで曲を成り立たせるというけっこう難しいことをやっていた 前のマスター亜郎が居た頃から必ず弾いていた「セロニアス・モンク」の曲も入れながら・・・かなり渋い演奏で今夜のギターナイトを締めくくってくれた

今日のオムニバス動画です


高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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