アメリカの大統領は結局またオバマが再選されたらしいねえ 当選祝いにまたホワイトハウスでブルースパーテｲーやらないかなあ オバマのSweet Home Chicagoがまた聴けたりしたら面白いよなあ それがきっかけでブルースが世界的に大ブームになってブルースミュージシャンが人材不足になって日本にも募集が来て「ブルース弾ける？じゃあ１晩３００ドルでどう？」なんて話に・・・なるわけないよなあ さあ、さっさとﾗｲﾌﾞの話に行こうね
今日最初の出演者はINISIE 今日はいつもと趣向を変えてアコギの弾き語り・・・歌い方もいつもと違うなあ・・・待て待て あっ！顔出しちゃった これは・・・そうだよ この顔は昨日出た地味KENじゃないか 実はINISIEが急病で出演できなくなっちゃったので急遽彼がピンチヒッターで出演することになりました 今日も色気たっぷりに聴かせてくれたよ！ユーミン２曲（笑）お疲れ様！
そして、２人目 じゃなくて２組目はsatomimagae 今回もギタリストを１人つけての演奏 いつものように街の雑踏の音などのSEを使いながらの演奏 このスタイルは面白い 気がつけばSEも曲の１部になっている 彼女の歌い方は独特のスタイルを持っている なんだろう・・・かすかに囁くように途切れ途切れに聞こえるようだが、実は力強さを持った声だ・・・届くのだ 草原にたった１本立っている柳のように、どんな風が吹いてもしっかりそこに根を下ろしているようだ・・・
３番目はMr.ばろうず 彼らは本当に独自の世界を持っている なんと言ってもこれくらいリバーブやデｲレイが好きなバンドも少ないよなあ だから「テープエコーマシン」にも拘るわけであの重いマシンをいつも大変な重い（いや・思い）をして持ってくることだ ステージの中も外も複雑に折り重なった残響で本当に混沌となっている 彼らにしてみると伝えるということはその混沌の奥深い闇の中にだけあるのだろうか・・・いくつかの波が重なってある一瞬それがどーん！と大波になる そういえば本番中にギターのモリくんのアンプが調子悪くなってリバーブが効かなくなった 仕方なく僕が卓のほうでエフェクトかけてあげたら「いい音だった」と喜んでくれた ありがとうね
Mr.ばろうずがかなり暗がりでの演奏だったのでほとんど写真わからないよね さて、その暗がりの世界を引き継ぐように登場したのは黒衣のピアノ弾き語り藤原愛だ 混沌としてまださざ波が残るようなステージでひとつひとつの鍵盤からマジックのように出てくるのが今夜の彼女の書き上げるお品書きだろうか・・・さて、今夜のメニューは 前菜は・・・と思ったらいきなり「故郷」というメインデｲッシュが登場だ そこからは藤原シｴフにお任せのコースに皆がすっかり引き込まれていく そして、今夜もアンコールが そういえば今日はあの曲やってなかったよね・・・そしたら、やっぱりやってくれたね 「ヨッパライ帰り道」だ 「ビールはまぼろし、ワインは道連れ・・・」そうそう
・・・こうして高円寺ライブハウスの夜は・・・
