ブリッジピンに革命!?(前)

毎年5月の第二土日曜日・・・僕が必ず行くところがある。そこで毎年開かれている「TOKYOハンドクラフトギターフェス」そのイベントを見るためだ。ここには毎年多くの主に個人のギタービルダーたちが出展

アコースティックギターやウクレレがそれこそ宝の山のように展示されていて、毎回新しい情報も手に入るし刺激になるのだ。

そして開場に行くと必ず寄るブースが2箇所ある。

ひとつは僕が今一番愛用しているSAKATA OM-28を作ったビルダーで長年の友人でもある坂田君のブース。今年は彼が初めて作ったという「バリトンギター」と僕のギターの何世代も子孫になる「OM-28」が展示されてたが、どちらも素晴らしかった。

彼ももう60歳を過ぎてるのだがまだまだ職人としてもミュージシャンとしても研鑽を怠らない 僕は本当に尊敬するギタービルダーなのだ。

そしてもう一軒、必ず顔を出すのが「Ayers Guitar」のブース

ここはただし個人ビルダーではない。会社なのだ しかし、ここのメーカーは本当に常にアコースティックギターに対して貪欲なくらい「いい音」というものを追求し続けていて、たとえば「いかに安いコストでいいギターを作るか」という点では東南アジアなどでいい職人を育成して現地生産することでコストを下げた、それでいてむちゃくちゃいいギターを提供している。

偶然なのだが、僕はここの会社が開発したピックアップ「Sky Sonics」を使っていた。
そしてこの会社のトップであるNiioka氏と僕はけっこう前からFacebookで繋がってたのだが、去年ここのブースにお邪魔した際直接お話をすることが出来て、とても僕をリスペクトしてくれてるのが嬉しかった。

そしてその時彼の会社で取り扱ってた
「M-FACTORY」のアコギ用のプリアンプがとても素晴らしかったので、何と通常価格より安く「モニター価格」で譲ってもらったのだ。これは今では僕のギター演奏には無くてはならないものになっている。

そして、この会社のスゴいところは毎年行くと必ず何か新しいものを開発していることだ。今年も「ワイヤレスピックアップ」とか「1本1本の弦の音を独立して拾うピックアップ」とか色々あったのだが、その中で僕が「おや?」と想ったものがあった。

それはブリッジピンだった (後半に続く)

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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