北アメリカ大陸を南に下り メキシコを過ぎる・・・その先はもう「ダンスミュージックの宝庫」だ
「ルンバ」や「サルサ」を生んだキューバ、「スカ」「レゲエ」の原産地のジャマイカ、南米大陸に入れば「サンバ」「ボサノバ」のブラジル、「タンゴ」のアルゼンチンそしてペル~チリの広大な地域には「フォルクローレ」が少しずつスタイルを変えながら広がっている
そのすべてを網羅して紹介するなんてとても僕の手に負えるものじゃないので今回はパスしたい
ただ、これらの地域がまた北アメリカとはまったく違うリズムとダンスを生み出してきたのにはやはりそこを植民地としていた「スペイン」「ポルトガル」という明らかに「アングロサクソン」とは違った文化フィールドを持っていた人種が居たこと わりと早い時期からこういう入植した白人と元からいた「インディオ」さらにやはり北と同じようにアフリカから奴隷として連れて来られた「黒人」たちが混血を重ね、さらに北のように植民者の白人たちが「アフリカ的なもの」に対する拒否反応を強く示さずむしろ喜んで取り入れてきたことも原因なんだと思う
この広大な大地の中でラテン系音楽&ダンスフィーリングとインディオたちの土着の舞踊音楽、そして黒人たちがアフリカから持ってきた音楽とダンスが見事に融合化学反応を起こし、ほかのどの地域にも見られない豊かで複雑なリズムとダンスを生み出してきたんだね
だからこの地域の人々の踊りのモーションはそれはそれは複雑なポリリズムが組み合わせになっていて僕ら日本人の手にはとても負えそうにない
とりあえずは観て楽しんじゃおう
この南米地方の音楽のひとつの「フォルクローレ」・・・これに隠されていた驚きの事実!
その話は明日
高円寺ライブハウス ペンギンハウス