速報が入りました 大騒ぎしてたテレビ東京の「アド街ック天国」 どうやらペンギンハウスはほんの一瞬ちょこっとしか映らなかったらしいです まあ「たこボーband」が映っただけよかったけど 東京セッションもあんなにいい演奏してたのに悔しいね!どうも「歌謡曲」くくりの特集だったみたいだね・・・あ~残念! 皆さん お騒がせしました
ところで、いつもペンギンハウスを支えてくれるスタッフを紹介します 今日はテキサスです ご存知「ザ・ショッキング」のメンバーとしてこのペンギンハウスにもすっかり定着していますが手伝いもやってくれてます 普段はとてもしっかりしていてとても頼りになるちゃんと理性のある女性ですよ(笑)
さて、気を取り直して今日のライブのレポートに行きましょう これも年内はあと2回「リーチ」だ
今日最初の出演者はDirty work brothersという初めてのバンド と、言ってもこれはあのタナカタツが組んだユニットだ アコギにエレキギターそれにシンセを使ったかなりアバンギャルドな音 そのサウンドに乗って女性がポエムリーディング・・・ここまではよくあるパターンだが、その女性に対してタナカタツが・・・これ以上詳しいことは諸事情のため詳しくはお伝えできないのだが・・・まあ「ボディーペインティング」だったのだが・・・今回もタツは意表をつくことをやってくれた
そして2番目はペンギンハウス初登場のMONSTER大陸 これはあの藤倉嗣久とブルースハープの天賀太郎が組んだユニット ほかのメンバーは吉田靖雄(b)吉岡優三(ds)これはあの古田光郷のライブのときと同じメンバーだ 僕は太郎はまだ子供だったころタケシの「元気が出るテレビ」という番組に「天才ブルースハープ少年」と紹介されてた頃から注目してたのだが、すっかりたくましい青年になっていた この4人のブルースユニットはとにかく上手い 藤倉ほか3人のレベルは古田ライブで実証済みだがここに太郎が加わって本当に完璧なブルースユニットになっている 全員まだ20代前半みたいで勢いがいい フレッシユなブルースユニットはブルース界のルーキーだね
そして、3番目は深尾公章Lovin’ cup 今回はゲストに須川光(p)を迎えての演奏 いつもきっちりと音を「創り込んで」くる彼らの演奏は大人のゼイタクという感じがする テクニシャン揃いのメンバーに支えられて深尾のボーカルは伸びやかでパワフルで色っぽい 女性ファンが多いのもうなづけるわあ これ年末に聴けて得したね
そして、最後にこの人が出てきちゃった(笑) さっきのMONSTER大陸がアメリカのブルース界で言えばRobert Cray だとすれば彼はR.L.Burnsideあたりかな BROOM DUSTER KAN&STRANGER 若い連中がきっちりとブルースを表現したのに比べればこのアバウトさ(笑)いやいや、「これこそ本物のブルースマンなんだよ」という光沢を彼は放っている ブルースマン=ランブリングマンだったあの1930年代の伝統を受け継ぐようにKANはこのペンギンハウスの中でも歌ってギター弾いてハープ吹きながら流離って歩く 誰も彼の足を止められる人はいないだろう 今夜もKANは自由だ それを支えるマコ、キョウコらのメンバーも最高だ スティールボディーギターが今夜もすすり笑う・・・あれ? さあ佳境に入ってきたぞ Got My Mojo Working! さあ、まだまだ止まらないぞお
・・・こうして高円寺ライブハウスの夜は・・・