ラストダンス     30日

昨日帰って録画してもらっておいた「アド街ック天国」を見た・・・ガ~ッカリ あんなものなのかねえマスコミの意識って まあbest30のうちの高円寺が27位だから扱いはそんなものか でもいくら「高円寺」を歌ってたからって吉田拓郎と高円寺はなんのゆかりもないぞ~!今の高円寺はもっともっと先に行ってるぞお 東京セッション映せよ~!たこボーband音聞かせろよ~!・・・などとわめいてても意味ないのでまあこのくらいにします まあ、これでわがペンギンハウスはやっぱり「サブカルチャーの殿堂」だと大威張りできるわけで・・・

さて、昨日に続いて今日もペンギンハウススタッフを紹介するね 彼女はセキリカ いえいえニックネームじゃなくてフルネームです Roppin’ Stoppinというブラス中心のバンドでトロンボーン吹いてます 可愛くて礼儀正しくてそして、とても強い娘です 彼女にもずいぶん助けられました

では、いよいよ今日のそして今年最後のライブレポートにいくね 今日最初の出演者はBag’s Group ハヤカワタツヤ(g)とニシノ(p)を中心に組まれたJAZZ系ユニット 今日もモモ(b)サトウアヤカ(ds)が参加 アヤカのあの真っ赤なシンバルはリハのときから他の出演者の注目を浴びてた セッティングのためにシンバルに顔近づけると・・・まるでライトアップされたように・・・いいねえ さて演奏開始 前回のライブからこのBag’s Groupの演奏形式が少し変わってきた ギターのハヤカワがけっこう歌うようになった 最初の曲はスロウでわりとヘビーばブルース それになんかスキャットみたいな歌・・・これがなかなか面白くてよかった 「ラテンなあいつ」って曲も何語なのか不明だったが面白い このハヤカワ、MCもなんかとぼけてて面白い 独特の「フラ」があるんだよねドラムべースの2人は「ヘルプだ」と言いながらほぼレギュラーで定着したようで また楽しみだね

そして2番目はららばいてりい&さっちん の2人組 今年てりいは自分自身の活動に加えて「たたずみ」という現代詩人とのコラボユニットでペンギンハウスの音楽シーンに新風を吹き込んでくれた その優しい眼差しから見つめた世界が彼のほのぼのとした歌い方に乗って聴き手に届く そして、いつもちょっと不安定ではらはらさせるのに気がつけば誰よりもロックなさっちんの歌は今日もはじけてる 彼女のボーカルって決して達者でも洗練されてもいないのだけど、なんかネイティブなパワーを感じる タンバリンを叩きながら一生懸命歌うさっちんを見ていてふとシカゴのマックスウェルストリートで歌ってたゴスペルグループの女性シンガーの映像が蘇った さっちん、来年もいい歌聴かせてくれ てりいもよろしくね

3番目はつい最近出演したR&B系フルバンドのポーキーズのリズムセクションだけのユニット   スモールポーキーズの登場 どんな演奏をするのかと思ってたら3人が代わる代わるリードボーカルを取るとい形式で、3人とも決してうまくはないのだが、普段バッキングばかりやってるミュージシャンが自分たちの好きな歌を思う存分歌う姿がとても楽しそうでその「楽しいな」が客席にすごくいいウェーブを送ってくる なんか見てるだけで楽しいんだ 楽しいって簡単なようで実は難しい こんな気持ちいいユニットならまたどんどんやって欲しいな 来年もよろしくね

そして皆さん、いよいよ今年のペンギンハウスライブの最後を締めくくるのは・・・そういえば今年の紅白歌合戦、小林幸子落選したんだってね・・・なんてことはどうでもいいが ジャジャ~ン!
そう!ミスター赤いブギこと西山正規 ニシヤンだ よくぞこの人がラストに登場してくれたものだ そして、みんなの期待は外れてなかった 今夜も彼はギターをかき回し振り回し叫び吼え走り飛びこける!そう、まるで「なまはげ」のようにこの年末の悪いものをすっかり追い払ってくれた これは来年はいい年になりそうだぞお~ もうペンギンハウス全体が震えている ニシヤンが走り回りながら叫ぶ「ブギ~ッ!」みんなも叫ぶ「ブギ~ッ!」 ニシヤン お疲れ様 来年もよろしく

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