おはこ(十八番)       10日

今日はお天気もいいし暖かかったんだけど、外に出たらなんだか空がいがらっぽい

風が強くて色々なものが空中を舞ってるような色の空・・・黄砂、花粉、PM,2.5、スタップ細胞・・・

これも春ならではなのかなあ

今日のペンギンハウスライブ 最初の演奏者は異色な「和太鼓演奏」 鼓次郎 久しぶりの登場だ

今回も大量の大太鼓中太鼓・・・それに何やらエフェクターのような機材がやたら多い

自分でコンデンサマイク2本と571本を持込でそれらをループボックスやサンプラー(?)などにつなぎミキシングして出す・・・

前もそうだったけど時にはまったくドラムには聞こえないサウンドを生み出す 古典芸能とテクノが融合したような不思議なサウンドで彼独自の音の景色を描き出す

上半身裸で黒い染料でボディーペインティングして太鼓を叩く・・・まるで縄文人みたいだ!

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2番目は弾き語りシンガー 宮崎悟 彼といえばあの独特のくせっ毛のアフロヘアーみたいなきのこ雲みたいなヘアスタイル・・・

いつものように愛用のギターを抱えてステージに座るといきなり歌いだす そして独特の「グチるようなMC」・・・なんかあれこれ喋ってたけど、先日「SUNAGIRL」のレコ発ライブにゲストで出演したそうで、「そのときSUNAGIRLの曲をひとつカバーしたので・・・それをやります」・・・と

なんと彼が歌ったのは「黒い瞳と黒い髪」という曲・・・いやあ、驚いたねえ

宮崎悟がこの曲を歌うとは・・・面白かったなあ でも、最後は彼のおはこ「キッチンソングライター」で締め
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3番目は今日唯一のユニット BASTET の登場だ

前回リーダーでギターボーカルのカイラがピアノの弾き語りで素晴らしい演奏を披露してくれたが、今日はオカダ、ヤマシタという最強のメンバーでの演奏

早いテンポのロックインストを一曲・・・これがかれらのいつものサウンドチッェックだ

FENDERのアンプの真空管が暖まったらここからがBASTETのステージだ

カイラのブルースフィーリングがステージからこぼれ出しそうな演奏・・・アップテンポの曲もバラードも・・・最後の曲はこれもBASTETのおはこ 「ラブソング」 いいねえ~
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最後の演奏者はこれもペンギンハウスではおなじみの 藤原愛 だ

今日はピアノの前に座ると今まで聴いたことない曲を始めた・・・何だろう?

聴いてるとその歌詞は「いろはにほへと・・・」だ

これって知ってる? これは昔の「あいうえお」みたいなものだが実は「歌」になってる

「色は匂へど 散りぬるを 我が世誰そ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見じ 酔ひもせず」    という詩なのだ

こんなものを引っ張ってくるのが彼女らしい 今夜も照明に映し出されたステージのすぐ脇は「漆黒の闇」 暗闇を愛す歌姫はまた今宵あなたを何処の奈落へと誘うのか・・・へへへ、ちょっと文学的じゃな~い?

そして、最後はやはり彼女の「おはこ」 「そこにある」だった

今宵はこれにて
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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