祭りのあとは    26日

高円寺阿波踊りも二日目最終日 こちらのオープン時間とほぼ同時に踊りが始まって表はすごい喧噪 でもペンギンハウスの前は驚くほどいつもどおり このコントラストが面白いね お祭りもちょっと見たけどまあ写真でガマン ちょっと綺麗どころをねらってみました


さて、今日も地上の騒ぎとはまるで関係なくペンギンハウスのライブはここなりに盛り上がっていた 今日最初の出演者はクズ男というなんだか自嘲気味な名前のユニット いえいえ決してクズなんかじゃないよ なかなか芯を持った硬派なバンドだ 飾りのないストレートロックはちょっと甲高い声のボーカルによく似合ってる ドラムの人、まだドラム叩き始めて8ヶ月だそうだがいい空気を作り出すドラミングは好感がもてる ただ、ちょっと惜しいなと思ったのはボーカルが自分のベースのポジションを見るときについオフマイクになってしまう それだけ気をつけるともっとよくなるなあ


2番目の演奏者はその日のひろしバンドという3人組 リーダーボーカルのひろしは黒縁眼鏡のひょうひょうとしたキャラクターがなんか可愛らしい しかし、前回出てたときも被ってたトレードマークらしいニット帽子・・・真夏で暑くないんだろうか サウンドは3人できっちりとっまとまったいい音だ 少しギターエフェクターの調子が悪くて気にしてたけど聴いてるほうは全然大丈夫だった それにしても真ん中あたりでやったR&Rの曲での女性ドラマーのプレイは凄かった!

3番目はペンギンハウス2回目登場の徳力洵&WAKA BEENO  今回も大人数でドヤドヤとステージにあがると今日もゴキゲンなジャイブナンバーを次々と演奏してゆく けっこう「ぶっつけ」な感じがまたおやじジャイブバンドらしくて楽しめるのだ 演奏終了後、またギターを担いで徳力は高円寺の街角へと出かけていったようだ 今夜もストリートライブをやるんじゃないかな

そして最後の出演者は9000SONICSという4人組 リハのときまず彼らの出す音を聞いて思ったのが「でかい!」 メンバーそれぞれが出す音量がハンパじゃない これだけのビックサウンドでもしボーカルが小さかったらマイキングが非常に難しくなる どうしようかと一瞬悩んだがそれは杞憂だった ボーカルがまた「でかい!」ぶっとい声は3人のコーラスでもなんなくそれをクリアーしてさて本番はどすーんと重いタイトでパワフルな音で聞き応えのあるいい演奏をしてくれた
さて、無事ライブも終りちょっと外に出てみた 阿波踊りが終り家路を急ぐ人の足取りは早い まだ通りのそこかしこでは外で酒宴を開いてる人々もいるがすでに祭りの片付けも始まっていた そこへ風が吹いてきた なんだか秋の風のようだった ・・・・気のせいかな

・・・こうして高円寺ライブハウスの夜は・・・

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