ブルースっていいね   21日

やっぱり今の季節はいいなあ サクラもだけど道を歩いてると本当に色々な花々が咲いてるねえ 春分も過ぎてこれからは「日中」がどんどん長くなってくるんだねえ さて、高円寺ライブハウスの今夜のメニューはどうだったの? それではお伝えしましょうね
今日最初の出演者はパンギンハウス初登場 若いギター弾き語りのシンガー内田聡だ 力強くアコギを弾きながらカバー曲を中心に所々オリジナル曲(?)を混ぜながらの演奏 ガツンとキレのいいギターによく響くいい声で60年代の曲なんかよかったなあ 演奏時間ちょっと短かったからまた今度じっくりと聴かせてほしいね

その次に登場したのはやはりソロのギタリストBLIND BUG SLIM 彼のスタイルを一言で説明するのは難しい その時によってまるで違う演奏スタイルを持ってくる そして、今回はスライドギターのインストを中心にして最初はいきなりハイテンションなブルースっぽいナンバーを立て続けに・・・そして、一息入れると今度は打って変わって静かなギターインスト、それにつなげてオリジナルの歌を・・・そして最後はまた爆音に近いスライドナンバー 本当に次に何が出てくるのかまったくわからない人だねえ 最後のブルースカラー満載のインストには聴いてる方もヒートアップ!

そして、3番目に登場したのは g ,b ,ds の3人編成のスモールポーキーズだ 「ポーキーズ」という大所帯のソウルバンドのリズムセクションの3人が組んだこのユニットのコンセプトはとにかく「歌う」こと だから全員が交代でリードボーカルを担当する その楽しそうな雰囲気がいつも客席を巻き込んで客席はオオノリになってしまう ソウルナンバーから憂歌団のナンバーから「ロウハイド」まで・・・にっこにっこしながらの彼らの演奏は本当に客席までシアワセにしてしまう

そして、最後はペンギンハウスに初登場のユニット g/vo ,b ,ds の3人編成 青猫トリオだ 初登場と言ってもリーダーはTHE IGNORANTS の上村秀右だ 秀右が全曲ブルースばかりやるというコンセプトで組んだこのユニットの演奏はもうゴキゲンだった 秀右がブルース大好きなのはもう知られているが、今回は最高なサポートメンバーに支えられてゴキゲンなブルースバンドだった ドラムは僕とほぼ同年代だという鈴木さん そしてベースの女性の名前を聞いて驚いた 田村ナツコというベーシストはなんと僕が以前組んでいたユニット「からまつ楽団」の元メンバーの武蔵野ミニーと今「N’s BLUES PACKAGE」というバンドで一緒にやっている人だった とにかく彼女のツボを得たベースとドラムが最高にいいバッキングをつけて、それに乗って秀右はもう自由自在に思い切りブルースフレーバーを惜しみもなく放出し続ける 客席もオオノリ 僕もオオノリ(笑) そして、客席で誰よりも乗っていたのは先に出たスモールポーキーズの面々だった そして大盛り上がりの中アンコール ついにガマンしきれなくなったポーキーズのメンバーがステージに乱入!大いに乱れつつ最高のグルーブで「Got My Mojo Working」 こうなることは予想はしてたけどいやあ・・・まるで絵に描いたようなセッションが実現した 彼らはもうリハの時から意気投合してたからねえ 結びつけたのは・・・もちろんブルースだ

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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