ギタリストたち    3日

高円寺ライブハウスPENGUIN HOUSEの今日最初の出演者はメメントモリ 彼がここのライブに登場するようになって10ヶ月が過ぎた その間名前は「田中辰明」から「タナカタツ」になって今の「メメントモリ」になった まるで「出世魚」のようだね(笑)そして、その間彼も成長をし続けている 最初ここのライブに登場したときあまりに演奏が悲惨だったので僕も思わずコメントをやめようか・・・などと思った(笑)ことも今では昔話 最近はずいぶんと演奏も落ち着いていい味を出し始めてる まだまだ先は長いかもしれないけど高円寺のライブハウスをベースにどうかやめずにずっと続けていって欲しいな 僕みたいになるのは考え物だけどね(笑)

そして2番目は・・・おっ、ペンギンハウスに久しぶりの登場の ひひひのひ だ とは言っても「にっちとぼっつ」とか「生半可」ではちょくちょくここで演奏しているが「ひひひのひ」としては本当に久しぶりだ そう思うのは僕が彼のギターのファンだからというのもあるんだけど、やっぱりあのギターはいいなあ 聴いてるとなんかこちらの気分が不思議に高揚してくるんだよなあ とにかくギタリストとしては彼の一挙一動から眼が離せない ふと客席に目をやると席の隅で目を光らせて食い入るように彼の演奏を見ている人物が・・・「みみのこと」のスズキジュンゾだ やっぱりそうなるよなあ 久しぶりということもあったが今回の彼の演奏はまた一段と変化していて・・・すごい ひひひのひの演奏って何か秘密の実験室を覗き見るようなワクワク感がある

そして3番目はタケヤリシュンタ アコースティックギター弾き語りのシンガーとしてずうっとペンギンハウスの一角を占めてきていた いた・・・と「過去形」を使うのは実は彼の仕事の都合で今度他の都市に引越しすることになったので今までみたいに気軽に出演というわけにはいかなくなりそうなのだ ちょっと残念な話だけどまあ時々は出てくれるらしいからそれを楽しみにすることにしよう 彼には僕はアコースティックギターの音の作り方に関してずいぶんと勉強させてもらった 彼の弾くMartinはキリッとして濁りがなく音の粒立ちが素晴らしい そして、リバーブなど一切使わない彼の音への拘りをどこまで受け止めることができるか・・・同じギター弾きとしてもすごくいい勉強になったなあ タケヤリくんありがとう 向こうへ行ってもガンバッテね

そして、最後に登場したのはそのタケヤリシュンタとも親しいユニット みみのこと だ そうそう、タケヤリのステージの最後にはドラムのシムラが参加していた(上右写真) 今日の みみのこと はいつものトリオではなくスズキジュンゾ(g/vo)志村浩二(ds)のDUO この編成での音もよかったなあ ジュンゾのギターもいつものように弾きまくるというのではなく弾き語りに近い感じだった こういう編成を僕が個人的に好きだというのもあるんだけど・・・歌が前面に出てくるというのもあるのかもしれない ギタリストとしてのジュンゾも勿論すごかった さっき「ひひひのひ」の演奏を食い入るように見ていた彼のギターも矢張り「食い入る」ように見てしまうようなプレイだった

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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