嵐を呼ぶ       6日

今日は心配事があった お天気のことだ 予報ではものすごく発達した台風並の低気圧が西から近づいているというのだ しかも降りのピークが夜の7~12時くらいになりそうだという それってつまりペンギンハウスのライブのど真ん中じゃないか お客は来れるのか、第一来る気になるのか 出演者は・・・などと色々な不安がよぎる そんな中今日のライブは始まった
トップはつい先日高円寺のライブハウスで(ペンギンじゃないけど)ワンマンライブを成功させたばかりのSHOTGUN BLADE リハの最初のところだけちょっと声が疲れ気味かな・・・と感じたが途中からそんな不安は無用だとわかった 彼のことは多分初めて見るお客や出演者の前で堂々とSHOTGUNワールドを展開してゆく 客席のウケもいいね それにしてもリズムを刻む彼のギターのカッティングの音がまるで大地が揺れてどよめいているような音に聞える・・・この武器は本当にすごい破壊力だ・・・まさに嵐の予感

そして、2番目に登場するのはペンギンハウスには初登場のシンガーソングライター の高木栄一だ ソロのほかに「くまごころ」というバンドもやっているという彼の歌はさずがに声量もパンチも利いててキレがいい ブラックミュージックも結構好きらしく歌い方がけっこうブラックっぽくてファンキーだ 本人はまだ弾き語りは慣れてないとは言ってたが、なかなかギターのサウンドも良かったよ もっともっとソロとしての場数を増やしてけばもっとよくなるね いつかは「台風の目」にね

そして3番目に登場したペンギンハウスは始めての百年というユニット 初めてと言うがパーカッションは「多摩川音響」というユニットでもうペンギンハウスではお馴染みのプレイヤーだった このユニットは1ステージで2つのセットでの演奏だった まず最初はアコースティックの12弦ギター、パーカッションそしてモンゴルあたりの民族楽器だという皮を張ったボディーに太い弦を張って弓で弾く弦楽器(音はまあチェロに似てなくもない) このセットではごく静かな民族音楽的なコンセプトの演奏 ホーメイが入ったり傾向としては「多摩川音響」にも共通したような演奏だ しかし、その中でも12弦ギターのプレイヤーが妙にクセのある弾き方をしているのを見て僕は「嵐の予感」がしていたのだ 嵐は彼らがセットを入れ替えエレキギター2本とドラムになったときにやってきた それまでのアンビエントっぽい音が一変 ギターがすごい音で唸り始めた その音量がマキシムに達するとまるでノイズのような音環境にまでなる 僕がよく「音がでかい」と文句を言う(笑)この次に登場する「9000sonics」よりも一瞬ギターの音だけならでかかったぞお(笑) そして、2人のギタリストはそれぞれの持ち味を目一杯発揮していた さっきまで民族楽器を弾いてた方はさまざまなエフェクトをかけたかなり「悪魔的」なサウンド そして妙にクセのある12弦を弾いてた方は・・・まるで「ジェイムス・ブラッド・ウルマー」みたいなギターフレーズを弾きまくる ペンギンハウスは突然の「春雷」に見舞われたようになっていた しかし、この演奏・・・クセになるわあ

そして「嵐」といえばどうしても外すわけにはいかないユニットが最後だ まるで「風神」「雷神」が勢ぞろいしたようなそのユニットは9000sonicsだ 僕があまり「うるさい 音でかい」と言うので閉口しているようだが「でかい」はほめ言葉だよ(笑) 今日の彼らも本当にこちらの内臓に「どすーん」と来るヘビーサウンドを遠慮なく打ち込んでくる それにしても最初にやった6/8のインストナンバーを聴いてると本当に上手いバンドなんだなあとしみじみ思うねえ 特に2人のギタリストの音のコンビネーションがすごく気持ちいい まあ音はでかいんだけど(笑) その音に乗ってその迫力に負けず迫力のある歌(ボーカル)が押し寄せてくる 連打・連打・・・もう「暴風暴雨警報」が出たまんまだ 外はどうなってる? どうやら嵐はこれからやってくるらしいよ

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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