今日のペンギンハウスには初登場が2組あった とは言っても最初の初登場は実は「初」じゃない・・・なんかややこしいことを言ってるけど岡田哲はペンギンハウスにずうっと出演しているユニットBASTETのメンバーで普段はベースを弾いている その彼が今回はアコースティックギターの弾き語りで「初登場」 今までBASTETでのコーラスは聴いてるが彼が自分の歌をメインで歌うのは初めて そして、ギターを抱えてステージの中央に立った彼が一言「うわ~、いつものペンギンハウスなのに見える景色が違う~」 わすか2mの移動でもそうなんだろうなあ お気に入りのバラの模様のステージ衣装でギターを弾き歌い始める 彼らしい優しさと柔らかさのたっぷりある曲と歌い方・・・ちょっと緊張してるみたいだけど、そりゃ無理ない また今日の客席には普段彼と親しいペンギンハウスの出演者が何人も押しかけている リズムカッティングがすごく切れ味良くてさすが普段ロック系のバンドで鍛えてるだけあるなあ またやってほしいね お疲れ様
そして2番目に登場したのはお馴染みの泥窪 実は彼も「元ベース弾き」だったらしい 今日の泥窪はなんだか「きりっ」としていた MCはほとんどせず口数少ないままどんどん曲を進めてゆく それが緊張感あるステージングになってゆく流れを作ってるのか今日の彼の演奏は本当に緊張感があって聴き手を惹き付けるいい感じだった 客席の反応もすごくよかった それは当然だろう こういう時の泥窪は本当にすごいのだ まあいつもこれが見られればいいんだけどね(笑)
そして3番目に登場するのが正真正銘ペンギンハウスには初登場のユニット vo ,g/cho ,key/cho ,b ,dsの5人編成の Green Gram だ おまけにメンバーのうち3人が女性とという構成に妙に嬉しそうなDくんが居たりするが、大勢の観客が押しかける中演奏が始まる バンドのスタイルとしてはSOUL系の音作りをしていてそれに乗って小柄ながらなかなかパンチのある声の女性ボーカル・・・ソウロというよりかなりPOPっぽいけど聴きやすく楽しい演奏だった
そして最後に登場するのはペンギンハウスに出始めてちょうど1年くらいかな 今ではすっかりレギュラーになってる9413だ いつもはg/vo ,b ,ds ,per/choの4人編成だが今日はドラムの女性が都合で休場 g/vo ,b ,ds/cho 」の3人編成 いつもは下手でパーカッションを叩いている「ブルース」が真ん中でドラムセットに座る なんか彼が真ん中に居ると妙な安定感があってなんだか「ご本尊様」と言ったような感じ(笑) そして、3人というシンプルな編成のせいもあったのか今日の彼らの演奏はいつもよりシンプルでパンキッシュでパワフルだ アツシのボーカルがガンガンと客席に攻め込む 前のバンドを聴きに来ていたお客さんが誰も帰らずに彼らの演奏にどんどん惹き込まれてゆくのが後ろで見ててもわかる なんだかすごい盛り上がりになってきたなあ 日曜日の高円寺のライブハウスで大騒ぎの原因は最高のロックンロールと最高なお客さんだ
高円寺ライブハウス ペンギンハウス