チノーズバンケット     14日

今日もイベントだった ペンギンハウスに出演している2人組ユニット「カーリーズ」が企画し集まった出演者はどれも飛び切り個性的 タイトルのチノーはドラマオの千野から取ったのだ・・・よね?

最初の出演者はg/vo ,g ,dsの3人ユニット サカモトタチ きっとメンバーの一人が坂本君なんだろうね 若くて荒削りだけど無茶苦茶勢いのいいパンクだった

2番目は vo ,g ,g ,b ,dsの5人編成の大甲子園という不思議なスタイルを持ったユニット パンクと言うより「アングラ」なのかな ボーカルの金髪ミニスカートの人は 「おっさん」ですから(笑)

そして、3番目は前評判がかなりあったユニット wb/vo ,g/vo ,dsの3人編成の ED WOODS

どういう前評判かと言うと 「え~っ!あのバンドペンギンハウスに出すの?・・・・大丈夫?」

というものだった その話を聞いて僕も恐る恐るYOU TUBE で彼らのライブ映像を見てみた

なるほど・・・これのことか・・・本当に大丈夫かなあ 正直心配になった

そして、本番の今日 やってきた彼らは無茶苦茶愛想がよくって腰が低くていい人たちだった

この彼らがあのパフォーマンスをするのか・・・ちょっと驚いた で、本番が始まる リードボーカルはかなり使い込んだウッドベースをまるで雷のような音でブンブンゴンゴン鳴らす ギターもドラムもすごい迫力だ かなりコアなハードコアパンクバンドだ しかも「ロックに上手さなんて必要ないんだぜえ!」と叫ぶけど正直すごく上手い(笑) そしてそのキレのいい重量のあるロックは聴いてる観客をもう最高にトランスさせてしまう

そして、いよいよあのパフォーマンスが始まる いや、その前にまずカーリーズの2人がやおら大きなビニールシートをペンギンハウスの床に敷き詰める

そして、ベースマンがシャツもジーンズも脱ぎ捨てパンツ一丁になり頭に大量のシャンプーを振りかけ髪の毛をかきむしる

すぐに頭も身体もその泡まみれになる そして彼はいきなり客席の床にダイブする シャンプーが飛び散る それを待っていたかのように客席の男どもも上半身裸やパンツ一丁になり床にダイブする

さながら鰻屋のいけすの中のような状態になる そうなんだ 「大丈夫?」と尋ねた人はこれのことを言ってたのだ

もちろんカーリーズが敷いてくれたシートのおかげで何事もなく済んだ それにしてもすごいパフォーマンスだったなあ・・・ED WOODS いいバンドだ!

そして、最後はこのイベントの主催者カーリーズの登場 当然会場は大喝采!

千野&佐藤のコンビネーションは本当に聴いてて気持ちがいい ギターとドラムだけという本当に必要最小限の音なんだけど不足感が全く無い

そうかあ・・・今日気がついたんだけど彼らの作るそして歌う曲がとてもパーカッシブで切れがよくてまるでもうひとつの楽器がそこにあるみたいだ それに曲を作ってるのは主に佐藤くんらしいんだけど、日本語が持ってるリズミックな部分や言い回しを上手く使ったり韻をふんだり・・・面白いんだよなあ

パンキッシュでもあるけど「べらんめえ」みたいなところもあって、僕も彼らの演奏が好きだ 勿論今日集まった全員もそういうわけで、高円寺のライブハウスにちょっとパンキッシュで小粋な空気が充満してたよ お疲れ様でしたね またよろしく

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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