今日もまた夕方にいきなりの土砂降り! それも急に湧き上がった雷雲が杉並辺りを急襲した様子が雨雲レーダーに映っていた 犠牲者ははあちこちで多発したようでうちのマスター亜郎もその一人 カサを持って出たがまるで役に立たなかったそうで着ていたTシャツは雨でびっしょり
今日の出演者もあちこちで立ち往生・・・なんてことにならなければいいなと心配していたがみんな無事にここまで辿り着いてくれてまあひと安心!
さて、今日のペンギンハウスライブはおおむね弾き語りのスタイルが多かったかな 最初はこの人だ SHOTGUN BLADE いつものようにブルーのギターにブルーのストラップ・・・おお、稲妻のマークかあ・・・彼のリハ中に一瞬停電!せっかく打ち込んだパソコンのデータが消えちゃったよ そんな「嵐を呼び寄せる」ようなパワーが彼の演奏にある 今日の豪雨は彼のせい? いや、それよりも烈しいカミナリに聴き手がシビレていたよ
そして2番目は今年ペンギンハウスに初登場して今ではもうすっかりレギュラーの席にしっかりいる若いシンガー 大竹直人だ 前回は「CARPS」という3人組のユニットでまだ荒削りだけど勢いとドライブのしっかりかかったロックをやってくれた 今日はまた独りでアコギを抱えての演奏 今回の彼のテーマは今までのピックアップだけの音にマイク取りの生音を混ぜてみたい・・・ということだったので、いいとも 協力するよ! 最近もかなりのハイペースで新曲を書き続けているそうで、いいね どんどん新しいことにも挑戦して大竹君ならではのスタイルにしていって欲しい ただ新曲を増やすだけでなくてひとつひとつをきちんと創り上げてゆくところもいいね
3番目の出演者はペンギンハウスには初登場 大阪からわざわざ今回はペンギンハウスだけに出演するためにやってきた弾き語りシンガー フジウラ だ そのちょっとコミカルなひょうひょうとした表情でプロフィールに「独りパンク」とあったがどんな曲をやるのだろう・・・そう思っていたら、最初はわりとのんびりした曲・・・おや?と思ってると突然ギターが烈しいストロークになり「メイドインチャイナ!」などという歌を絶叫するように歌う でもそののんびりしたキャラはいつもどこかにあって、聴きながら僕はふと昔松本を中心に活動していた「田中研二」を思い出した
大阪人らしい軽妙なMCを混ぜながら最後のほうにやった「アポロ11号」という曲でロケットの発射音をアコギで表現するというなかなかの「業師」ぶりも見せてくれた
そして今日の最後だけはユニットが登場 g,vo ,b ,ds の名前も 青猫トリオ メンバーは上村秀右(vo/g)田村ナツコ(b)鈴木ユウジ(ds)この3人とも本当にブルースのいいところを知り尽くしているプレイヤーでもう本当に前回もそうだったが最高の極上の極悪の(笑)ブルースをこれでもかというくらいいい味でご馳走してくれる こういう演奏のときは僕も客席に座ってラムコークでも飲みながら聴きたいよ それかギターひっさげて乱入しちゃうよなあ! 夏バテ気味の僕の身体にいいスタミナ料理だったなあ それにしても、いつんもそうだが演奏している3人とも特に秀右、どれもいい表情で・・・写真選ぶのに苦労する・・・嬉しい悩みだけどね
高円寺ライブハウス ペンギンハウス