ブルースの日?     17日

いえいえ・・・決して「Bluesの日」という意味ではありません ブルースは「ブルース船長」のこと この話はあとで出てくるからね

さて、今日最初の演奏者は No,8 という 元々は「中道圭吾」という名前でずっと出演している弾き語りシンガーソングライターだ アコギを引いて歌う彼のスタイルはわりと「アク」や「クセ」が無く聞きやすい 歌う曲も大体同じ 一年半ほど前から彼の演奏を見ているが一貫して変化がない 変ることを「良し」とするか「悪し」とするか・・・ここら辺は意見が分かれるだろうなあ 僕はどっちとも言えないなあ 僕はすぐ飽きやすいのでついつい「変化」を追い求めるけどね 今日はわりと覆い客席相手に・・・うん、いつも淡々としてるけど 意外とMC上手かったんだ彼

2番目はユニットが登場する g ,b/vo ,dsの3人編成の クズ男 ちょっとパンクっぽいスタイルに妙にセンチメンタルなカンジが混ざったような哀愁のある彼らの演奏なんだが、最近はボーカルのクズ男がリハのときに言う「今日のテーマ」みたいな口上が楽しみだ さて、今日は何を言うかと思ったら先日亡くなった山口富士夫に触れて(僕は今日まで知らなかった)「一回一回のライブ、一曲一曲を人生の最後にやる演奏だと思ってやります」という決意表明・・・そしてステージガ始まるといきなりこんなことを言う 「では、僕らの最後の曲です」・・・なるほど、そう来たか(笑)それが、2曲目3曲目とずっと同じことを言うから最初はぽかーんとしていた聴き手もようやく少し事情が飲み込めたようだ・・・でも、冗談だと思った人も多かったかな

いつもの張り叫ぶようなそして妙に哀しげな客が続いたがいよいよ「本当に最後の曲」となった すると今まで後ろでにこにこしながらドラムを叩いていたツノダが急にステージの前に出てきた そしてドラムセットには9413のブルースが マイクに向かって彼が歌いだしたのは富士夫に捧げる歌 彼が以前から元々ボーカリストだというのは聞いてたが初めて見た いい歌だった

そして3番目はそのクズ男とも親しいユニット g/vo , b ,ds ,per/choの 9413 だ  さっきドラムを叩いたブルースが今度は前列でパーカッションを叩きながらコーラスもやる すると客席の数名から声がかかる「ブルース、大丈夫か?」皆が心配するのにはわけがあって実は今日の彼は「食中毒」でムチャクチャ体調が悪かったのだ なんでも昨日食った「鮪のやまかけ」が悪かったそうだ

そういうわけで顔色もすぐれない(あ、写真で青く見えるのは照明のせいだからね)ブルースだったが演奏を始めるとそこはさすが・・・いつものように元気なステージング、そして今日の9413はボーカルのアツシも含めて全体にいいグルーブ出てたなあ・・・なんかバンドとしていい時期に入ってきたね 楽しみだね

そして最後に登場するユニットは vo ,ag ,perの3人組 プレスターズだ なんとあのブルースはこのユニットのメンバーでもあり前列下手に並んでパーカッション・・・今度はカホンだ

どうやら病気のことは心配なさそうだ プレスターズはボーカルのロンギヌスが作る「不思議系」というか「神秘系」というかちょっと独特のテーマをいつも歌ってるが、そのロンが「今日は夏なので少し怪奇をテーマに演奏します」・・・とそこまではよかった ステージの途中MCでロンが「そういえばブルースは昔なんかお化けを見たとか言ってたよね」と振ったのだ するとそこからブルースが延々と話し始めた夢の(?)話・・・から不思議なカイロプラクティックの話など延々と話が終わらない ほかの2人も呆然と彼を見つめるだけ・・・しまいには9413のアツシたちにダメだしされてもまだまだ話は続き・・・結局15分くらい話してたかな・・・お~い、ブルースくん 病原体・・・脳に入ってないよね(笑) 今日は偶然だそうだが普段から中のいいバンド同士のジョイントということもありペンギンハウスはなんだかアットホームな雰囲気のライブでした

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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