さあ、阿波踊りも終わってなんだか夏も終わったような気候で・・・高円寺の街全体がなんだかちょっと気だるさとあちこちに散らばるゴミ・・・そんな今日 ペンギンハウスはいつもと変らないよ~
今日最初の演奏者はもう高円寺のペンギンハウスだなあ・・・そう思わせてくれるロンリーロッカー SHOTGUN BLADEだ ヤワなポップなんか期待して聴きに来たらびっくりするよ
ステージの最初から最後まで ピッチャーで言えば全球160キロの直球のストライクばっかり・・・
そうして彼はほんの少しずつ前に進む・・・砂利道だろうが湿地帯だろうが気にしない・・・行く手には「何か」が見えているんだろう
2番目の演奏者は女性アメリカンルーツ系シンガー 別糸とも子 今日はいつもバックをつとめるイズモともう一人のギタリストを伴っての演奏だった おっ、ドブロだ~ これは楽しみだな~
オープニングはとも子のピアノ弾き語りにイズモのブルースハープというスタイル これよかったなあ イズモさんハープも上手いんだねえ 2人で2曲やったあともう一人のギタリスト(しまった、名前忘れた)が参加 ドブロもよかったけどフラットトップで弾くスライドの音が「ワイゼンボーン」みたいに枯れててよかったなあ 途中PA機材の不具合でご迷惑かけてしまいました すみません でもいい演奏だった
3番目はソロシンガー BASTETのベーシストでもあり、実は落語が大好きという「若旦那」イヨ~ッ 岡田哲 だ 今日も愛用のGIBSONを肩に引っ掛け・・・ちょいと1曲やろうかねえ・・・なんて イナセだね~っ! BASTETで鍛えたタイトなリズムに乗って・・・本人は暗いとか言ってたけど いやあ しっとりとしたいい演奏だった
そして最後はペンギンハウスにはもうすっかりお馴染みの本人たち曰く「華のないロックバンド」という9413だ 今日は女性のドラマーがお休みでいつもパーカッションのブイルースがドラムを叩きエンジョー(b)アツシ(vo/g)のトリオでの演奏だ
アツシが言うには今日は彼らは「愛は地球を救わない」ツアーの初日でありかつ最終日なんだそうだ(笑) 今日はそのせいかいつもよりさらにパワーアップした9413 そしてなんだかリズムがいつもよりタイトで引き締まってる ようく観察していたら、どうやらブルースのドラムのせいみたいだ
彼のドラムは本当にリズムの「芯」の部分だけを叩くといった感じでシンプルだ これが9413のポップでありながらパンキッシュというカラーによく合ってるなあ なんだか初期のBEATLESに・・・ちょっと似てる・・・と言ったらホメすぎだし、すぐに調子に乗るブルース君のタメにならないかな(笑) とにかく今日の9413・・・よかったなあ 高円寺ライブハウスは阿波踊りが過ぎても・・・元気だぞお!
高円寺ライブハウス ペンギンハウス