なんか秋らしい気候もないまま・・・10月も終わろうとしてるね(あと1日あったけどね)
今日最初の演奏者はギター弾き語りの 鈴木知文 だ
彼といえば上半身裸に真っ赤なタオルそして赤の野球帽がトレードマークだが、果たして寒くなってきた今日このごろあの姿で現れるのだろうか・・・という予想する間もなくあっという間にステージで上着を脱ぐとお馴染みのあの衣装に・・・なんでも先日行った東北が無茶苦茶寒かったのにあの格好でライブやったんだそうだ ガッツあるねえ
そしてあのものすごくドライブするアコギを弾きながら今日もパワフルなライブを展開してくれた そうそう、今日彼のギターを聴いてて思ったけどアコギ1本だけでまるでバンドサウンドのような音を作ってしまう 僕もアコギの音にはかなり”自負”するところはあるんだけど、彼にはかなわない!
その鈴木のステージの熱気をそのまま受け継ぐような烈しいステージが次にも控えていた
その同じ「独唱パンク」仲間・・・というよりはその代表の チバ大三 彼が今日の2番手だ
その本人を象徴する「サバ」のイラストを描いたTシャツ・・・それを纏っての演奏 今日ももうぶちきれそうな演奏そしてパフォーマンス 白目をむいて・・・まるで”写楽”の浮世絵のような形相で歌うのは「アベノミクス~~!!」もうパワーがハンパじゃないねえ
昨日と同じように今日も後半からはユニットの演奏になる 3番目に登場したのはBASTET ペンギンハウスにはもうかなり長く出演しているg/vo ,b ,dsのトリオだ
彼らの魅力はシンプルでドライブ感のあるバンドグルーブにボーカルカイラのちょっとハスキーだが艶のあるロッキンボイスだ
烈しい曲もバラードも・・・どちらもいいなあ そして今日は新曲をひとつ・・・これもよかった
そして今日最後の出演者 vo ,g ,wb ,p ,perの5人編成の 東京chanzz だ
彼らは去年の12月の企画ライブに一度出演したことがあるが正式な出演は今回がはじめて
このユニットはジャズやボサノバのような演奏スタイルに乗せてボーカルのモリモトのオリジナルを歌っている 一応念のために解説しとくと一応”男性”だからね 写真だとわかり辛いけど
彼は高円寺で飲み屋を営んでいる「マスター」なんだが歌う曲はそのお店での出来事のようなお酒にからんだ”男女のしがらみ”のことなんかが多い それがまた甘さと苦さが入り混じった実に”大人”な歌なんだよね
たとえばこんな歌詞があった 「今夜しか味わえない/距離がある・・・」いいねえ この言葉
そして、MCのなかでこんなことを言っていた
「今日はひとつのキーワードがあります それは・・・自己を超えて 私は私の 到着を待つ」
なんか深い言葉だねえ・・・
そして東京chanzzの演奏はそんな大人の「味」をたっぷりと味あわせてくれて素敵なエンタテイメントだった
高円寺ライブハウス ペンギンハウス