さて、仲田修子ライブなのだ
今日の演奏が終わると来年の3月ぐらいまではお休み(冬眠)・・・ということで今年最後となる修子ライブなのだ
今回のオープニングアクトは「山ちゃん’s」 山ちゃん(vo)上村秀右(ag)グッチ(per)の3人組ユニット 今年からペンギンハウスに出演するようになったまだフレッシュなユニットだ
ボーカルの山ちゃんは元々「釣り師」という変わった仕事をもっているが、彼のオネスティー溢れるボーカルが評価されて今回の出演となった
途中のMCで彼が東北の被災地大船渡に行った話をした そこの人から「音楽は心に残る栄養だ」と言われた話・・・いいなあ 今日の山ちゃん’sの演奏は本当にそういう気持ちにさせられた ありがとう! お疲れ様でした
さて、メインアクトの仲田修子バンドの演奏が始まる まずは僕ジミー矢島(ag)有海治雄(ag)瀬山研二(per)でのブルースインスト それから仲田修子が登場
今回彼女のノドの調子は”ベストコンディション” こうなればもう怖いものはない ステージは彼女の昔からのお馴染みのブルースナンバー「ドライジンブルース」から始まった
もういきなり客席はハイテンション! いつもずっと熱烈に応援してくれているカサイくんが今日は客席最前列のど真ん中 そしていつもホットに応援してくれるペンギンハウスのみんなの力も借りて・・・今日の修子ライブも最初からいいグルーブが出来上がっている
休憩を挟んで2部がはじまる いつものお馴染みのナンバーに加えて今日は今までの修子ライブでは未公開の曲が2つあった それは「栄町栄通り栄楽荘」と「レインコート」という修子のオリジナル この2曲は僕が彼女と知り合った今から35年以上前にやっていた曲で、特に「栄町」は彼女が「内容が暗すぎる」と”封印”していたので僕も昔に聴いたきりなのだが、この曲の持ってるパッションとインパクトはそれは強烈なものでさすがに修子も演奏するのをためらっていたのだが、最近のペンギンハウスライブで「藤原愛」「コーヘイフジノ」などの演奏を観ていて「これはやってもいいんじゃないか」・・・と思い立ち今回復活したものだ 今の時代ならやってもいいんじゃないかと
僕もこの曲は最初に彼女に出会った頃聴いていてすごくインパクトがあったのだが、今回はじめてこの曲のバックをやるのには独特の感慨がある
細かいことは言いたくないが今日最後のアンコールで仲田修子が歌った「トラブル・イン・マインド」の中にその答えがあったかも知れない
「やっぱりどこかで / もう一度やり直そう /いつか陽の当たる /時が来るさ・・・きっと」
さて・・・我ら仲田修子バンドはこのあと来年の春までしばらくお休みいただきます
ちょっと休養して体力をつけて、また来年暖かくなったらお会いしましょうね
皆さん本当にありがとう!またお会いしましょう・・・あ、僕はペンギンにいるけどね(笑)
高円寺ライブハウス ペンギンハウス