雨だけど  22日

昨日までの初夏のようなお天気とは打って変わって今日は雨降り、それになんだこの寒さは 体がついていけないよ~ 今日東京スカイツリーがオープンしたけど上のほうはすっぽり雨雲の中、何も見えなかったらしい 今日の入場チケット、苦労して手に入れた人たちは残念だったね

さあ、そんな世間とは切り離されたここ地下のペンギンハウスでは今日もいいライブが展開されてたよ まずトップで登場したのはここでは常連のFooliN いつもはドラムと二人のユニットだが今日はg/voのオザワ一人の弾き語り いつものテレキャスではなく今日はナイロン弦のアコギを抱えて今までとはちょっと違ったテイストのライブだった 本人は「裏返った変な声」と自分で言ってたがいや、いい声だよ 妙にあっさりとテンションを感じさせない歌声にうっかり聞き流してしまいそうになるが彼の歌の詞もまたいい「わざと泣きそうになって わざとこらえたりしてる・・・」(ローン・ガイ 論外ではない)「人生の半分を蛍光灯の下で過ごすなんて~信じられないよ」・・・とか心にちょっと刺さってくる言葉があって 一度じっくり聴いてみてください
そして、いつもは彼がそのままdsに入るのだが
どうしても都合ですぐ帰ることになったので今回はドラム抜きで2番目のpocket rocketの演奏が始まる 急遽リズムマシンを使っての演奏なのでちょっとやりにくそうだったが、それでもポケロケのノリはいつもどおりだった

3番手はカメレオンズ 4人編成だがvoがギターとピアノを持ち替えたりもう一人のgがマンドリンを弾いたりとか、色々なスタイルを持っている 彼らの演奏はとにかく全員が上手い それぞれが自分の出す音を注意深くモニタリングしてるし、抑えるところは抑えるというバランス感覚がとてもある それにボーカルの声がいいなあ 歌心がすごくある声量のある声はPAにとっては本当にありがたい 世界がすぐ作れるんだよね ノリノリの曲にはさんでちょっとほんわかする曲を入れたりステージングもよく考えている 最後はピアノ椅子に乗って大騒ぎ!いいステージだったね
最後はこれもペンギンではお馴染みのウシトラ、前のバンドとは打って変わっていい意味で型破り g/voとパーカッションの二人組み vo片平の声はとにかくいい味だ いまにも擦り切れてしまいそうな喉から目いっぱい絞り出すようにして声・・・すごく説得力があるんだよね 今日はなぜかいつもの愛器黄色いレスポールジュニアをアコギに持ち替えての演奏 ところが、このギターのジャック部分が故障していて音が出せないことがわかり
(ここらへんが彼の型破りさなのだけど)急遽アコギをマイク取りでの演奏になった 普段演奏中にかなり動き回る彼にオンマイクでのアコギはかなり辛そうだったが、それでもあの声は健在 最後はしっかり「ウシトラワールド」に持っていったね
ライブ終了後、「ウシトラ」と「カメレオンズ」のメンバーでの交歓会があった 音楽に対するコンセプトはかなり違う両者だが、音楽が好きというところではお互い少しの食い違いもなかったみたいで、こういうところを見ていると、あ~ミュージシャンっていいよね!と思うね 今日は雨にたたられて客入りはあまりぱっとしなかったけど、今日もいいものを見たなあ

・・・そして高円寺ライブハウスの夜は・・・

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