夕方から雨が降り出した 一月に雨・・・あまり聞いたことないなあ そういえば去年の「成人の日」は確か雪が降ったよな・・・この冬、東京はまだ積雪がないけど
さて、今日のペンギンハウスライブ 最初はこのシンガー コーヘイフジノ だ
去年も積極的に精力的にペンギンハウスでの演奏を続けてきた彼の”積み重ねたもの”が見えてくるようなステージ・・・歌う内容は「強盗」や「自殺」や「放火」などと・・・ネガティブな題材ばかりなのに・・・彼の持ち前の明るさと爽やかさがそれを”浄化”してしまう不思議さ・・・今年もコーヘイ節は「鉄板」のような強さをもって聴く者に迫ってくる そして亜郎がタイトルをつけたというこの曲「どうせ死ぬなら生きましょう」・・・なんか元気が出てくる
2番目の出演者は今日がペンギンハウス初登場 ギター弾き語りの 座間三郎 だ
なんでも6年ぶりに人前でライブをするそうだが、その前は関西方面ではかなり活動していたシンガーだそうだ
さすがに長いブランク明けでのライブステージはかなりのプレッシャーのようで、かなり緊張しながらのステージだったが一生懸命の演奏は好感がもてるね また精進していいステージをやってほしいね
なお、ご本人の要望でライブの映像は掲載しませんので・・・よろしく
3番目の演奏者は赤いタオルがトレードマークの熱血シンガー 鈴木知文 だ
去年もそのパワフルなステージングでペンギンハウスのライブを熱く熱く盛り上げてくれるがあのフィンガーピッキングでもまるでフライパンの上で大きな豆がはじけるように躍動するギターにのせて目一杯のしわがれ声で叫ぶ 「オ~サ~ル~サ~~ンだ~ね~~!!」 いやあ、こちらの心拍数が上がるよな曲だあ そして新曲が2つ そのひとつは”人の顔はわかるんだが名前が思い出せない・・・”そんなテーマなんだが・・・オチが強烈で笑える さすがは知文!冴えてるね
そして最後に登場したのは片平誠 だ アコギを抱えてステージに座りいつものように叫びながら演奏に入る それは先の鈴木知文とは一味違う荒涼とした原野を突き抜けてくるようなヒリヒリとささくれ立った声だ
この見た目も荒々しい暴漢のような男の口から出る言葉はしかしいつも不思議なほどの優しさを内に含んでいる
そうなんだ 今日出演したシンガーたち・・・いずれも「優しさ」という普遍であってなかなか到達できないものに向かって必死に歌い叫んでいる
そういう作業のお手伝いをしているのがペンギンハウスなんだろうねえ
高円寺ライブハウス ペンギンハウス