ダンスホール?    14日

今日は寒いよね~ 東京の最低気温もほぼ0度 明日は雪も降るという噂もあるし~・・・

その寒さの中、高円寺のライブハウスはなんだか不思議な熱気に包まれていた

今日最初の演奏者は あさのおよぐ 何曲か演奏するとふとステージでこんなことを語りはじめた

「今年の抱負はいっぱい本を読んで教養を深めたい」・・・だそうだ

そして焼酎の水割りのグラスをぐい~っと一気に空けると歌いだした「パンクやるしかねえ」 続いて「青空ディスコ」 さらに一杯飲み干すとまた歌い始める

「そうさ 俺は 期待されてない~♪」・・・いや~、期待してるよ!

2番目は女性弾き語りシンガー アサダマオ だ 彼女も実に独特なスタイルを持ったシンガーだ 歌の詞というよりは小説とか演劇とかに近いのかも知れない彼女の歌世界はその実はすごく丹念に作りこまれたギタープレイと合わさって濃密なテイストに満ちている

だからそんなマオが歌う「エビトカニのピザのうた」とか西暦3942年を想定したSFっぽい曲に出てくる”サイボーグ”とか・・・実に肉感的で官能的だ

そして今日初披露の「ルー・リード」という曲・・・死んだ人のギターに「わたしたちいつの間にか殺されている」・・・これはすごいね!

そんな先行の2組を見ながらこの人は何を考えていたのだろう

3番目に登場すると 地味KEN はこんなことを喋った 「今日の4組の中では僕は一番普通の人です」・・・え~!本当か~!?

そんなはずはない・・・だよねえ 「サマータイム」「アローンアゲイン」などという曲に続いてこんなMCをした

「パンクやる”資格”ねえ・・・そんな俺ですけど、こういう歌があります」・・・と歌いだしたのは「俺の街」という彼のオシジナル そんな地味KENに対して客席から「カッコイイ~!」という掛け声が

そこらへんからペンギンハウスの客席が妙な盛り上がりをしはじめた・・・徐々に波立つように

そして最後に登場するのはペンギンハウスでお馴染みのDUO ららばいてりい&さっちん だ

最近は色々なメンバーを迎えての演奏が続いていた彼らだが、やはりこの2人での演奏がいつも”ゆるさ”と”予測不能さ”を最高に発揮してるもんなあ

今日の二人の演奏もいやあ・・・いい感じでゆるくて楽しかったなあ

気がつくと客席の全員が総立ち!そして踊り始めた なんかこのゆるゆるのグルーブが気持ちいいんだよねえ(笑)

最後のほうでは地味KENがドラムで参加・・・ダンスホールのようなペンギンハウスだ~

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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