ああら、今日でもう一月も終りかあ・・・いやあ開店前にマスターと話していたのだが「どうしてこう年取ると一年がどんどん短くなるんだろうね」って
これにはすごく納得できる説がある つまりたとえば2歳の子供にとっての「一年」は今まで生きてきた”人生”の半分、ところが60歳の大人にとってはつまり60分の1になるわけだ・・・なるほど
だから時間は大切にしなくちゃね そういうわけで1月最後のペンギンハウスライブ
最初の演奏者は 泥窪 久しぶりだねえ 今日は仕事の都合で開演ギリギリの入りだったが、ゆっくりセッティングする間もなくステージにあがりいきなりの演奏・・・そのわりには最初からけっこう落ち着いた演奏でヤレヤレ・・・
去年の年末はバックを従えての演奏だったので彼の弾き語りは久しぶりだ このところ引越しなど私生活で色々と落ち着かない彼だが、久しぶりにいい曲をたっぷりとやってくれた
2番目の演奏者は女性シンガーユニットBUCKINGHUM BABYS 前回はg/p/vo , ds のduoだったが今回はベースが加わってトリオでの演奏 彼女のスキャットを中心にした「ボイス」がさらに研ぎ澄まされた感じになっいてトリオサウンドとのマッチングもよかった どんどん進化中といった感じだね
3番目は2人組のユニット マラカスクエスチョンズ このパソコンを取り入れた限りなくハイテクなユニットの演奏するのは「ルーツ・レゲエ」それもボブ・マーリーの曲ばかりという変わったコンセプトなのだが、相方のギターそしてボーカルに「トーキングボックス」をかませた”この世のものではない”ようなサウンドでの演奏はとてもユニークだ
これ、何回か聴いてると妙にクセになる 今年初めてのマラカスナンバーはなんと彼ら自身のテーマ曲(作った?)から 今年もこの不思議にゴキゲンな演奏をいっぱいよろしく!
そして最後の演奏者が登場する vo/ag , vo/eg の2人ユニット Lounge Farm 彼らは主にボサノバを中心にjazzのスタンダードからドックナンバーまで取り入れたレパートリーを演奏する そして今日はケビンのギターをフューチャーした「カントリージャズ」ナンバーを2曲やってくれた これは以前彼らが「Caravan」という曲をやったときに僕が「こういうチェット・アトキンスみたいなギター好きだ!」と言ったのを受けてくれた・・・のかな? 1曲はチェット・アトキンスのナンバーで「Wheel」邦題は「峠の幌馬車」という曲だそうだ
いやあ、ボサノバの人たちは絶対にやらないナンバーだろうけど・・・いいねえ 嬉しくなっちゃった
そして毎回「ロック」のナンバーも何かやってくれる彼らだが、今回はなんと「イギー・ポップ」「デビッド・ボウイ」のナンバーを・・・もう”ボサノバ”からどんどん逸脱してゆく二人・・・こういうの楽しくっていいねえ そして最後はハービー・ハンコックとチック・コリアのナンバー・・・ここらへんの選曲も彼ららしいね
さて、睦月もそろそろ終り・・・今、日付は「如月」へと・・・(クリック!)変わった
高円寺ライブハウス ペンギンハウス