表情はそれぞれ  14日

人間という動物には”表情”というものがある たとえば眉毛のちょっとした動かし方で相手に自分の感情を伝えることができる 便利な反面不都合なこともあるよねえ~

さて、高円寺ライブハウス・・・ここペンギンハウスに集まった今日の出演者は全部で5組

全員が弾き語りのソロシンガー・・・それにペンギンハウスではとてもおなじみのメンバーばかりだ

それだけに表情もそれぞれ個性あるし、豊かだ

最初の演奏者は コーヘイフジノ だ

歌ってるときの彼には大きく3つの表情があると思う まず「堕落」などの沈うつな曲を歌う顔、「ぽんこつ音頭」や「銀行強盗」などを歌うときのはじけた顔、そして「かえる」を歌うときやMCで喋ってるときの穏やかな顔・・・その”すべて”がコーヘイフジノという人間を形作っているんだなあ・・・
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2番目は若いシンガー 大竹直人 だ

彼はどちらかというと”ポーカーフェイス”的なところがあるがそれでも今の若者がもっている色々な物事に対する感受性をそのオリジナルの歌詞の中に十分に染みこませている

ここペンギンハウスに出演するようになって1年が過ぎた ここの多くの過激ともいえるくらいの先輩たちの表現を少しずつ汲み取って自分の肥料にしている彼・・・まだまだ楽しみなのだ

エンドロールとしていつも彼が歌う短い歌 「すばらしい~ゼ!新しいい~ゼ!ペンギンハウス~!」・・・すばらしい~ぜ!
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3番目はご存知 泥窪 現在CDのレコーディング進行中の彼は今日はどんなステージだったろうか

ステージにあがりアンプをセッティングすると、ちょっと一呼吸入れるような”間”をあけてから演奏に入った お馴染みのナンバーから最近作った曲まで・・・

今日の彼の演奏はちょっと”クール”な感じ 演奏後彼に言わせると「今日は”2の線”でいきました」・・・なんだそうだ(笑)・・・いや、笑っちゃいけない 彼は表情豊かでコミカルなところもあるが・・・よく見ればなかなかいい男・・・かな?
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4番目はなんと あさのおよぐ どちらかと言うとトップバッタータイプの彼(決してオープニングアクトということじゃないよ)がこの出番というのは珍しい

ほどほどにアルコールも回って・・・今夜の彼はファンキーだ!

ちょっと曲を間違えてもその勢いのまま強硬突破・・・今日の「パンクやるしかねえ」のギターが尖ってたなあ・・・

そして、前回初挑戦したサンプラーを使った演奏・・・新境地を開きつつある今日の彼の表情はじつにアグレッシブだ!
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そして最後の演奏者は 片平誠 彼の場合は表情というより顔全体・・・身体全体の動きが表現になってる

だから写真を撮ろうとカメラを構えてもしょっちゅうブレまくる

その動線のなかで彼の歌は確実にマイクを適格な射程距離と角度で捉えてる

若いみなさん・・・恐るべしなんだよ! こういうところはゼヒ盗んでほしいなあ・・・

そして最後の曲「小鳥よもっと肘を上げて飛べ」・・・さらに動きが烈しくなってくる

そして、気がつくと客席のみんなが一緒に歌ってる・・・「小鳥よ~!も~っと~!肘を~!上げて飛べ~~!」
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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