愛すべき変態たち   27日

いやあ・・・今日はすごい なにしろ出演者の顔ぶれがハンパなく強烈だ

こういうブッキングがあるのもペンギンハウスならでは・・・それにしてもすごい

いつもより30分早く始まった今日は5組の対バン

最初の演奏者は ヴォーカルとギターに独特のエフェクトをかけて演奏する ソラトブ

ギター弾き語りのソロなのだが、そのギターはなんていうか空間的に色々に変形されているので届いたときには「住所不定」のような感じになっている そこに「この世のものでは」なさそうなボイスのボーカル・・・白昼夢のような演奏だ
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2番目の演奏者はペンギンハウスへは2度目の登場 ソルジャーガレージ やはりギター1本での演奏だ

彼の演奏は1本の弦に対するピックのアタックをこれfもというばかりに強烈に取りながらサスティーンを極限まで引き出そうとギターと常に格闘するような演奏だそれとファルセットで呟くようなボイスとの組み合わせ・・・脆弱さと破壊衝動が一緒になった演奏はかなり危険な匂いまでする
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4男目に登場したのはやはりペンギンハススに2度目の出演となる kawol だ 楽器は素朴にフルアコにピックギターにピックアップが1つ それをとても小さなアンプにぶち込んで鳴らすのだが、このアンプがこのサイズにしてはびっくりするぐらいな重量感のある爆音まで出すことができる

それらの機材を使って彼の演奏は不思議なチューニングでちょっとアラブ音楽のようなフレーズを使ったインプロだ たまにボイスも入れながら奇妙な身体のアクションも入れながら・・・これもまたどこにもない「住所不定」な音楽だ
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そして、4番目に登場するのはご存知 藤原愛 ・・・気がつけば今日の演奏者のなかで一番まとも(笑)な彼女の演奏・・・それでも演奏の途中で入ってきたあきらかに酔っ払って場違いなサラリーマングループの的外れな手拍子を睨みつけピアノの音で威嚇するさまはまるで「般若」のようであったぞえ・・・愛ちゃん お疲れ様でした!
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藤原愛の演奏が終わると、今日のペンギンハウスの異常な雰囲気を察知したか、3人いたサラリーマン集団のうち2人は退散・・・それでも残っていた一人も最後の演奏者 東京セッション が登場しその異様な音を発し始めると逃げるように店から出ていった(笑)

彼らにすれば「災難」だったろうけど・・・今日みたいな日はもう”一般”の人はムリだよなあ(笑)

そして、ようやく店内から「普通の人々」が居なくなったペンギンハウスでのとぷ今日セッションの演奏・・・それは・・・わかるでしょ(笑) もうそこには「なまはげ」と化した二人の姿が・・・

なんて明るいパフォーマンスなんだろう 見たい人は「恐いもの見たさ」で来るがよい

しかし今夜の演奏者・・・全員ヘンだった・・・変態だった(笑)
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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