久しぶりに青空が覗いた 蒼い空見るの何日ぶりなんだろう
初夏って本当に気がつけばいつもわけのわからないままに通り過ぎてゆく
家の近所の琵琶の実がいつの間にか色づいてる
今日は昼間に１３日にある泥窪の「「レコ発ライブ」のためのリハをしていた
さすがに疲れて・・・そして 眠い ダイジョウブか
さて、ライブレポートにいくね
今日のペンギンハウスライブは前半が女性の弾き語り２組、後半がインストユニット２組という構成だった
最初の演奏者はギター弾き語りの アサダマオだ
彼女のライブ見てていつも驚くのは「新曲」の生産数がけたはずれに多くてそれもクオリティーの高いことだ 今日も３曲やったのかな 基本的に「ラップスタイル」なのだが、とにかくその飛び出してくる言葉の量の多さと質の高さそれにイマジネーションの豊かさに愕然としてしまうのだ
うっかりぼやぼやしているとものすごいスピードと重量感を持ったセンテンスが「記憶の廊下を駆け抜ける」ように通り過ぎる 例によってなんだかちょっと下ネタのようなハ－ドボイルドのような・・・
２番目は今度はベースの弾き語りの さかなのこぼね だ
彼女、昨日のＨＡＰＰＹ ＴＵＲＮのレコ発ライブでもベース弾いてたから２日連続の出演だ
そういえば前回もそうだったが、今日の彼女はノドの調子が悪いという ちょっと声帯を痛めてるとかで、それで今日はボーカルの音を大きめにしてくれとの要望が
わかりましたよー こういうときには「裏技」がある 教えないけど（笑）
それでも、本番になったら思いのほかしっかり声が出ていたなあ 意外と負けず嫌いな彼女がんばったね！今月も来月もライブが多いそうだからノドを大切にね
３番目、ここからはインストユニットが続く まず最初は 木下徹＆安威俊輔 ゲスト竹内信次 という少々長い名前のユニットというか名前がそのまま連なっただけなのだが、木下（ｇ）安威（ｗｂ）竹内（ｍａｎｄｏｌｉｎ）といういずれも技を持ったプレイヤーがその技をみせつけるのではなく聞いてると気持ちよくなるような「グッドミュージック」を親しみ易い演奏で聴かせるというある意味ではすごくゼイタク話なのだ
だから曲も「峠の我が家」とか耳当たりのいいものが多い この鬱陶しい季節 聞いてると本当に心が休まるのだ
そして最後 同じインストユニットと言っても前のトリオとはまるで真逆のような演奏を聴かせるのが g, b , dsのトリオ DBS3 だ
ただし、「真逆」とは言ったがギタリスト木下徹はもともと「キングクリムゾン」の曲などもやっててかなり烈しい演奏もやっていた人だ・・・ということはお断りしておく
さて、そのDBS3 のハラタカシはご存知「EMISHI」というユニットもやっていいてつい先日出演したばかりだが、それと比べるとちょっと大人っぽい演奏がDBS3かな？
ただし、この「大人」たちはとんでもなく”やんちゃ”で”暴れん坊”だ 今日の演奏もすごかったなあ・・・と思ってたら１曲終わったところでハラが「今日はロックの日だよ」・・・と
そうだ６月９日だった！去年も誰かが同じことを言ってたなあ
それもあってか今日の彼らはもう一切ストッパーモリミッターも取っ払ったような演奏だった
前のトリオがよく冷えたビールだとしたらこの３人はもう「泡盛」それもむちゃくちゃ度数の高いやつみたいだなあ・・・僕は体験しているのだが、真夏の暑さを忘れられるんだよなあ～
高円寺ライブハウス ペンギンハウス
