手料理っていいね   1日

久しぶりにちょっとお湿りのあった東京 夕方からは本格的に降り始めた さて、今日のペンギンライブはちょっといつもと違った雰囲気でライブがスタートした
と、言うのも今日最初に演奏したのら犬トリオ そのメンバーの
pianomihoのお友達が多くて皆ミドルエイジの女性が中心でそれぞれが子連れと言うパターンで、ペンギンの客席はほぼ満員のうち1/3くらいが小学生の子供といった状態 なんだか僕が以前よく行ってたキャンプ場のような空気のなかライブは始まった というわけで演奏する曲はそういった年代の女性の気持ちを代弁するような曲だったりまったく違った曲だったり 日曜日の夕暮れにはちょっと遅い時間だがなんだかゆったりしたモードでライブは進んでゆく 後半はゲストのシンガー星あかりが参加して素敵な歌声を聴かせてくれて最後は僕の大好きな「私の青空」でエンデイング ファミリーコンサートといった感じだった
その客層ががらっと入れ替わると演奏者もがらっと変わる あさのおよぐは今日もパンキッシュなMCと歌で客席を引っ掻き回し煽る 彼の視線はいつも何かをまっすぐ見据えている その先に何が見えるのか・・・断片的に彼の歌を聴いてると見えてくるときがある 挑発的なことばもその裏にあるやるせなさのためなのだろう すべてのパンク野郎がそうだが 彼も優しい
3番目にはIGNORANTSが登場 今回ドラムが新しいメンバーに代ったがサウンドは変わっていなかった ボーカルのSHYUのギターは相変わらずエネルギッシュでヘビーでダイナミックでワイルドで・・・とにかくカッコいい! 床に直接置かれたFENDERのアンプはペンギンのフローリングを振るわせる 彼がアンプをラックに置きたがらない理由がよくわかる そこに近づくととにかくぶっとい振動と音が体に直接響いてくる これは気持ちいいよなあ それでかどうか彼のギターはいつも聴く側の体にずうんと食い込んでくる あのスロウブルース(チャンピオン・ジャック・デユプリーの曲だそうだ)・・・よかったなあ
そして、今日最後はペンギンでは異色の出演者 ザ・ショッキングのパフォーマンスだ 彼女たちのパフォーマンスはいつも過激だ 体を張るといってもいつも危険と隣り合わせ 今日も「中性洗剤のきき酒風」「素手で料理・あんかけ焼きそば」「顔にラップ巻き・どこまで耐えられるか」などなど、命の危険さえあるのに実にお馬鹿な演目を真面目にこなしてゆく いつも生傷の絶えない芸人魂に・・・拍手するしかない それにしても・・・馬鹿だよなあ(笑) 今回はサウンド面でいい感じが出せてたのでペンギンPAとしても応援していきたいな
さて、今日の教訓は・・・あんかけ焼きそばはやっぱり「手作り」に限る!

・・・そして高円寺ライブハウスの夜はふけていった・・・

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする