いつも元気で       17日

いやあ、驚いたねえ 今日夕方前にパソコン作業をしていたらいきなりfacebookから飛び込んできジョニーたのが「ジョニー・ウィンター」の訃報・・・つい最近4月に日本公演をしてうちのメンバー有海も観にいってきたばかりだというのに それに年齢を聞いて驚いた まだ70歳だったのだね

まあ、彼は生まれつきの体質で身体が弱かったというのはなんとなく知ってたけど、ちょっと早いと重い筒も最近のライブの映像を見てると妙に老け込んでたから天命だったのかも・・・

まあ、ご冥福を祈ります それにしても僕は彼のことをずうっと「ロックギタリスト」だと思ってたのだけどメディアは「ブルースギタリスト」と表記していたね・・・いつからそういわれるようになってたのだろう

さて、今日のペンギンハウスライブの話に行こう 今日最初の演奏者は SHOTGUN BLADE 

お馴染みの「青の戦士」は今日も上下青の出で立ちに青のEPIPHONEセミアコ、肩には稲妻入りのブルーのストラップ そしてステージのいつもの位置にいつもの姿勢で立ちマイクに向かう

今日は早いテンポでどんどん曲を進めてゆく あの強烈なストロークでギターに「ガッ、ガッ、ガッ」とリズムを刻んでゆく それを客席で観ていた今日の対バンのウエクサユウジが思わず唸った

「うん、本当にストローク番長だ!」 そして最後の曲の後半・・・ついにそのテンションに負けてギターの弦が切れた 彼にしてはめずらしいことだ そして最後の曲「ストームブリンガー」が終わった
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2番目は女性のギター弾き語りの ハルミ だ

いつもギターを烈しくかき鳴らしその小柄な身体からもう絞り出すようにパワフルに元気に歌う彼女・・・ところが今日の演奏はちょっと今までと違っていた 具体的にそれをうまく表現するのが難しいのだけど、なんていうのか今までちょっと無理をして元気にやってたようなところがあったのが、今日はどこかコシが座っているというか無闇に力むのではなく自分の中から自然に沸きあがってくるものをゆっくり待っている・・・というようなスタンスかな それが元々パワーも説得力もある彼女の歌をすごく深いところから押し上げてくるような・・・意外だったのはそうした表現がかなり「ブラック」な感じを作り出していたことだ 聴きながら僕は「アレサ・フランクリン」やゴスペルの「シスター・ろぜった・サープ」を思い出していた ハルミが開きつつある新しい扉・・・これからが楽しみだ
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3番目はソロシンガー ウエクサユウジ だ

普段はユニット ウエクサユウジバンドとして出演することが多い彼の久しぶりのソロバージョン だ

アコギの弾き語り・・・これはこれでまた彼らしい味わいをすごくいい感じで抽出してくる

バンドでやるのとはまたひと味違えてしっとりとした曲もあってウエクサの人間性がそのままギターを弾いてるみたいな演奏・・・彼の妙に人なつこいキャラックターとも合わさっていいものが出てたなあ・・・
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そして今日最後の演奏者 ここだけはユニットになる なだのきよしき(g/vo)、渋田広一(g)、宇賀K助(ds) の三人ユニットの名前はそのまま彼らの名前がならぶ

今現在「PEKO」をお休みしているなだのきが、最近はこのメンバーでライブを続けている この三人とも付き合いは旧くて幼馴染まではいかなくても長い付き合いが生み出すコンビネーションが気持ちのいいそして暖かみのあるサウンドを作っている なだのきのオリジナルソング、そこに渋田のジャジーで控えめながらストーリーをちゃんと描くギター、宇賀の無駄は一切無く的確に気持ちのいい”ツボ”だけを抑えてゆくようなドラム・・・これらがいい感じでブレンドされて大人のちょっと遊び心をたっぷり抱えた演奏・・・客席もほどよく「大人」の雰囲気が漂う今日のペンギンハウス

みんないつまでも元気で居てほしいよね・・・それは僕らもそうだ 健康が大事だなあ やっぱり
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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