ペンギンハウスは今年で30周年を迎える たいしたものだ でも、上には上が居る
同じ高円寺の北口でやっているライブハウスJIROKICHI こちらは今年でなんと40周年!
ペンギンハウスの大先輩なのだ その40年前のオープンの年に実は僕は一回だけ出演したことがある まあ、吉祥寺の音楽連中と一緒にだったが
そしてそのJIROKICHIさんが7/21(月)~ 25(金)までお休みして、JIROKICHIスタッフ・バンドツアーへ行くそうだ 明日は京都の「磔磔」へ・・・初日の今日がペンギンハウスへの出演になった
でも、まず今日はその前に2組が出演・・・もちろんオープニングアクトではない(笑)
最初の演奏者は ギター弾き語りの あさのおよぐ
今日も昼間の仕事を終えてから急いで駆けつけた彼は店に来た時はまだ”はあはあ”と息が苦しそうだった 一息ついてリハへ・・・今日の本番で使うサンプラーのチェックなど彼にしては念入りにリハを行っていた
そして本番、いつものように今日も曲間をあけずにどんどん演奏してゆく 前に聞いた話では体力をつけるためにランニングなどをしているそうだ やっぱりロックは体力だよね!
新曲もだいぶいい感じでこなれてきてサンプラー使いも板についてきたねえ 演奏時間は短めだがぎゅうっと濃縮されていた
2番目の演奏者はあさのおよぐに並んでペンギンハウスにはすっかりおなじみの弾き語りシンガー 泥窪 だ
CDを制作してからの彼の演奏はとにかく安定感がすごく強くなっていて今日もじっくりと安心して聴いてられるライブを展開していた
音楽を演奏するのに僕が大事にしているのが「軸」だ 軸がぶれていたり軟弱だったり無かったりする演奏は聴いてるほうが辛い 最近の泥窪の演奏はその軸がすごくぶっとくなってきていて、それでいてカーボンの釣竿のようにしなやかでしたたかだ そうなってくると歌の持ってるもっと奥の方の色々な部分が見えてくる あらためて思うのは、いいシンガーでいいソングライターだってことだ あれ、今日はなんだかえらくホメちゃったなあ(笑)
そして3番目にして今日最後の演奏者はフラップ ・イン ・ザ・カウンター というユニット これはJIROKICHIスタッフバンド 冒頭に触れたようにお店の休みを利用して今日と明日のライブツアーなのだ
メンバーは金井貴弥(vo.g)神山庄太郎( vo.g )郡司顕吾(dr) 森山恵 (vo) 永田”donbay”純(b)
いつもは「土舎利」というユニットでギターを弾いている神山庄太郎が今日は歌いまくる! けっこういいボーカリストだ 金井貴弥も何度もここに出演してくれているが、ちょっとスィートでロッキンなボーカル・・・そしてゴキゲンなリズムセクション さすがJIROKICHI!スタッフの演奏レベル・・・すごいなあ 後半は森山恵が加わりまさかの「雨の御堂筋」から「京都慕情」!いやいや「昭和」の匂いが! そして最後のアンコールにはなんとJIROKICHIの名PAマン WAOさんがドラムに加わって「Sweet Home Chicago」 いやあ・・・いいライブだったなあ 明日の京都 がんばってくださいね!
しかし・・・今日の主役は・・・この人かも知れない 今日のドラマーさんの息子さん?
高円寺ライブハウス ペンギンハウス