それぞれにいい夏を  2日

八月最初の週末 今日はあちこちでお祭りや花火大会が開かれているようだ

今日のペンギンハウスライブは19:00スタート 出演者は全部で5組だ

最初の演奏者は FooliN  今日はオザワ(g/vo)のソロバージョン こういう時彼はいつもあの小さなバックパッカーモデルのアコギで演奏する 今自分が関っているアマチュア自動車レースの話をしながらオリジナルナンバー・・・ああ見えて(笑)意外とアクティブな趣味を持つ彼だ
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2番目の演奏者は 僕は初対面 マスク・ド・やままん という2人組(?)ユニット(?)

向かって上手の男性のほうは マミー という名前でちょうど僕がここへ入る少し前くらいまでペンギンハウスによく出ていたそうだ

彼らのステージングがまた変わっていた 2人で一緒にやるのではなく1曲ずつ交代でソロで それもどちらが歌うのかをその場でジャンケンで決めるという・・・なんとも風変わりな構成

最初にジャンケンに負けた「マミー」から歌う 一切PAを使わず完全な生音で・・・演奏のスタイルは完全に「ブラインド・レモン・ジェファーソン」だった それに日本語のオリジナルの訳詞(?)をつけて歌うというやりかた

次に女性「ミズキ」の番 こちらはベースを弾きながらオリジナル(?)など うーん二人とも不思議な世界を持っている 「ずいぶん久しぶり」というブランクを感じさせるところもあったが、このまた原石そのままのような彼らの演奏はこれから眼が離せなくなる 次回は明後日4日に出演だ
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3番目の演奏者は今日の出演者のなかでは一番の大所帯 g/vo , b , ds それでも3人だが、ロックユニットの9413 だ

今日のギターボーカルのアツシは鮮やかなグリーンの野球ユニホームのような上着 TOHOKUと書いてあるから「楽天イーグルス」のユニホームなのかな?でも楽天のイメージカラーって赤だったよなあ・・・まあいいか

家庭の事情でメンバーの「ブルース」が参加できなくなって、最近はもっぱらこの3人での演奏になった9413 でもサウンドのまとまりがすごくよくなってきている 今日もなんか安心して聴いてられた 曲のアレンジとかもいい味が出てきたなあ・・・どんどんいいバンドになってきてる
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そして4番目の演奏者は2人のユニット 山村暮鳥を歌う という名前の彼らは 大正時代の詩人山村暮鳥などを中心に色々な詩人の詩にメロディーをつけて ピアノ、チェロ、バイオリンという編成で演奏している 今日は昔北海道に開拓民として住み着いた詩人の詩を歌うのではなく朗読というかたちで演奏していたが、かなりヘビーな内容の詩だった
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さて、下だけ外してあったピアノの前板の上も外すとこの人の登場だ 今日の最後の演奏者は 藤原愛 そういえば僕は久しぶりだ

いつものようにインストナンバーの「こだま」から始まり彼女のオリジナルナンバーへと移ってゆく

その中で前に僕が聴いた「小さい秋みつけた」 前回はちょっと消化不良な感じがあったが、今日久しぶりに聴いたそれは実に彼女ならではのひねりも入って面白いものになっていた

淡々と粛々と自分のペースでずうっと自身を磨き続けている彼女ならではのその進化プロセスが今日は見ていてとてもいい感じだった 真夏の暑さに一服の清涼剤を・・・今日の彼女のコンセプトはまさにそれだったのだろう なんかきっちりと着こなした浴衣姿のような・・・谷中の露地あたりか・・・

それぞれにいい夏を・・・なんて感じの今夜のペンギンハウスでした
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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