終わらない夏祭り  4日

今日のペンギンハウスライブ 最初の演奏者は、一昨日に続いてこの2人 マスク・ド・やままん だ

この二人・・・なんとも不思議な世界とタイム感覚を持ってる なんだろう・・・微妙なそのユルさと変なテンション そうそう・・・個人名詞だと思ってたら「マミー」ってのはユニット名だったのだね

あの交互に歌うというやりかたも慣れると「そういうことなのか」と納得ができる

一昨日に比べるとだいぶ勘が戻ったような彼らの演奏を今日は僕も楽しむ余裕が出てきた

昔から彼らを知ってるたとえば今日の共演者は「そうさ、これがマミーさ」とちゃんとわかってるんだねえ(笑) いやあ、とにかくとんでもない人たちだ ギター弾き語りの「ヤママン」・・・ブラインド・レモン・ジェファーソンを弾かせたら「すごい」のはわかってたけど、実際今日ははじめて聴いた彼の「Match Box Blues」のギタープレイ これを生で弾くのをはじめて見たけど・・・いやあ凄いわ!
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2番目に登場したのが お馴染み 地味KEN

ただ、今日の彼はステージに上がると呆然としてた 「いやあ、頭の中が真っ白だ!」そう言うとなんとかプレイをはじめたが、前にやった「マスク・ド・やままん」にしっかりやられた様子だ

それだけ彼らのインパクトが強かったってことだ でもそこからはさすがは地味KEN 毒には毒?

そうくりゃ「松田聖子」のスイートメモリーだ! サマータイムだ! 後半はしっかり地味KENワールドに引っ張っていった でも、終わってから彼が言った言葉に驚いた 「いやあ、頭が真っ白になって最初に決めてた曲順と全然違う曲をやっちゃったよ!」 そうだったのか~
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3番目の演奏者は今日の中では一番の若手 望月聖也 だ

以前は「ひとりなみだ」という名前で出演していた彼・・・今日の最初の4曲はその当時の曲で固めていたが、そこは以前の彼のようなちょっとエキセントリックに壊れてゆくようなパフォーマンス

そして、真ん中あたりから今の彼の姿が現れる 今バンドでギターも弾いているという彼はもっと内向的でセンシブな曲作りが出てきた その両方がうまくブレンドされて今の望月聖也のいい世界が出来上がっている
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そして今日最後の演奏者・・・そうか 今日は第一月曜日だった そういうわけでこのシンガー  SHABA-DABA の登場だ

今日は完全にソロでの演奏 前半はギターを抱えて・・・いつものようにオープンチューニングされたGIBSONにスライドバーをはめて・・・もちろんイントロダクションはおなじみのこのナンバー「蛇の道はヘビ」・・・これは彼のテーマソングであると同時にまんまペンギンハウスのテーマソングでもある 「俺もお前もここにいる~ 蛇の道は~ヘ~ビ~!」

こうしてペンギンハウスの今月のライブシーンが蓋を開ける

後半はバンジョーに持ち替えて・・・あの夏祭りの歌も・・・真夏の夜にアルコールがいい感じで身体にも心にも染み込んでくる

そして、今日の最後・・・なんと僕が呼び出されて1曲ギターをつけることに そしてビールを手に「乾杯~!」

なんかいいねえ、このまま終わらない夏祭りのようであってほしい・・・そんな夜でした
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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