聖鳴る夜      24日

はい、クリスマスイブですよ ここ高円寺のペンギンハウスは仏教徒なので(笑)とくに何もせずいつものライブをやってましたよ

今日最初の演奏者は今日が2度目の出演になる 柿崎タカヒロ だ 東北出身の彼はちょっと漁師のような声でアコギを弾きながらオリジナルを歌う その曲はけっこうハードボイルドで辛辣でもあるがその底に脈々と流れている「優しさ」が滲んでくる 決してもてはやされそうなスタイルではないのだがこのスタイルはいいなあ・・・来年もよろしく!
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2番目からはここの常連・・・と言うより月に二回以上のヘビーローテーションでここに出てくれている出演者ばかりだ その2番手は 西山諒 あの独特のハイピッチのボーカルで歌う彼の歌・・・もう今年は本当に沢山聴いたなあ 最初はやはりいつものとおりカバーで「悪女」を歌ってから自分のオリジナルを ただ、居ウンp彼はちょっと新しいチャレンジを試みていた 今までピックのストロークだけだったギターを今日ははじめてフィンガーピッキングで・・・いつもの「溶けて消える」も全然違うニュアンスになった 本人は「ムチャクチャ緊張した」と言ってたが、新しい彼のシルエットが浮き上がってきてこれは楽しみ・・来年もよろしく~!
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3番目は「これぞ高円寺」というムードを一杯持ってる2人組ユニット ららばいてりい&さっちん だ 彼らもいつもいい曲を持ってきてくれて盛り上げてくれたなあ 今日は最初てりいのギターで始まる どうやら「サイレントナイト」のようだ(笑) 毎回新しい曲を用意してくる彼らだが、ジョン・レノンの曲に歌詞をつけた「女は世界の囚われ人なのか」は名作だった そして最後はなんとエディット・ピアフの「水に流して」とは・・・イキな選曲! 来年も楽しみにしてるね よろしく!
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そして最後はこれはもう多分今年最多出場だろう 藤原愛 だ

いつものように暗闇の中ゆっくりとしたアプローチからステージに向かい一礼をして演奏に入る・・・この型をいつも守ってきた彼女のステージ そして今年最後の今日の「鍵盤独り舞台」・・・

彼女はなんと新曲を用意してきた その曲の歌い出しを聞いて僕は「あっ!」と思った

その歌詞は「こんこんと 一村抱き 山眠る」 という

これには覚えがすごくある と言うのも僕も参加した今年の「句会」で彼女が読んだ俳句で僕はすごく気に入ってたのだ それに言葉を足して一曲にしたものだったが・・・いやあ、これよかったあ! そして歌詞の最後は「夢を見て 山笑う・・・」 これ胸がきゅんとした(笑)

今年最後にみんな「いい仕事」してくれたなあ・・・来年も楽しみだなあ・・・あ、メリークリスマスね!
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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