グッドイブニング     27日

今日の出演者はすべてバンドばかりの今夜のペンギンハウス それぞれにまた個性のまったく違ういいバンドばかりだった

最初の演奏者は久しぶりに登場の vo/g , vo ,/g ,vo/b , vo/ds という4人編成のユニット ハツ だ これを見てもらえばわかると思うがこのバンドの特色はメンバー全員がリードボーカルを取る それも4人それぞれのカラーを持っていて面白いのだ 僕は個人的にはとくにドラムの彼の歌がけっこうハマってるかな それとこの4人でのコーラスもなんだかふわふわしているのだがいいのだよね 本当に自分達の土俵を持ってるハツだ
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2番目は今年からちょくちょくここに登場してくれるようになったユニット 大村紅美と風の音 だ

編成はそのつど少しずつ変わるが、今回は彼女のg/vo にベース そして前回はドラムだったメンバーが今日はパーカッションで参加 前回に比べるとかなりアコースティックぽい曲調でしっとりと聴かせてくれた 彼女、とってもよく通るいい声なのだが聴きながらふと誰かにちょっと似てるなと思ってた・・・あ、そうだ  「大田裕美」だ! 今の人は知らないよねえ・・・
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3番目の演奏者はもうペンギンハウスではレギュラーなバンド 9413 だ

今日は アツシ(vo/g)、エンジョウ(b)、ブルース(ds/cho)の3人編成 彼らのスタイルはきりきりと尖っていながらなぜかとてもセンチメンタルな叙情が一杯含まれたR&Rが身上だ

今日はたまたまそのあとの出演者のお客が小さな子供連れが多くてペンギンハウスの中がちょっと保育園みたいな雰囲気になってたけど、その中で子供たちに耳を塞がれながら(笑)遠慮なく爆音なロックをかましてくれたぜい! そして今夜の演奏者の頭の後ろには謎の「ぺ」の文字が これについてはあとでね
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そして最後に登場したのは今日がペンギンハウス初登場のユニット g/vo , b/cho , ds のトリオユニット  flight rocks 

実は事前に「ロカビリーバンド」だという情報は得ていたが、彼らの音源を聴かないまま今日の当日を迎えたのだ なんとなく先入観では皮ジャンにポマードでリーゼント決めてぶりぶりに尖がった連中が来るのか・・・そう思ってた

ところが、いざ彼らが来てみるとg/vo はなんだかすごく穏やかな普通の人だし、ベースマンは小柄でウッドベース弾けるの?という感じ(ゴメンね)そしてドラマーを見たときは「石ちゃん?」と思ってしまった

このあまりロカビリー的な匂いのしない3人がステージに立ち最初のリハを始めた途端、僕はぶっ飛んだ

それは僕が最もリスペクトするエルビス・プレスリーの「Just Because」という曲なのだが、あのエルビスのミシシッピ的な歌い方も勿論だがそのバックであの名ギタリスト「スコッティー・ムアー」が弾いていたギターパートをそっくりそのまま弾いていたのだ! いやあ、これには痺れた

そのほかにもブライアン・セッツアーの曲など、いやあ・・・僕には「大好物」すぎるので冷静な判断がちょっと難しいのだけど、やっぱりこれはいい! スラップ全開のベースもツボをしっかり押さえたドラムも含めていいサウンドだったなあ・・・いやあ、今日はいいバンドばかりで・・・いい夜だったなあ~
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あ、そうそう・・・あの「ぺ」の話ね これはペンギンハウスがオープン30周年を記念して作った手ぬぐいなのですよ 白地に大きな丸 その中にただ一言 平仮名で「ぺ」 どうだい、なかなかファンキーでしょう~

ペンギンハウスで一枚500円でお売りしてますよ~ 早めにどうぞ!
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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